「部活と勉強を両立する5つのコツ|忙しい中高生でも成績をキープする方法」
2025/7/30
部活と勉強を両立することは、多くの中高生にとって大きな課題です。
毎日の練習や試合で帰宅が遅くなり、宿題やテスト勉強に手が回らなくなることもあります。
しかし、少しの工夫で、どちらも諦めずに取り組むことは可能です。
ここでは、忙しい生徒でも実践しやすい5つのコツを紹介します。
【1】スキマ時間を活用する
部活がある日は、家で長時間机に向かうことは難しいかもしれません。
だからこそ、通学中や休み時間などの短い時間を有効活用するのがポイントです。
例えば英単語帳や一問一答の暗記用カードを活用し、1分でもいいので反復する習慣をつくりましょう。
【2】「今日は何をやるか」を1つに絞る
部活と勉強を両立できない理由のひとつは、やるべきことが多すぎて手をつけられないことです。
毎日「今日はこれだけは必ずやる」という1つを決めるだけでも、勉強の手が止まらなくなります。
やり切る成功体験が積み重なることで、勉強が習慣化しやすくなります。
【3】部活後の15分をゴールデンタイムに
帰宅してから休憩すると、疲れでそのまま眠くなることも多いはずです。
そこで、帰宅直後の15分だけは机に向かうと決めてみましょう。
短時間でも集中すれば、宿題の半分くらいは片付くこともあります。
【4】週末のどこかで「まとめ勉強」時間を確保する
平日は部活中心でも、週末の2〜3時間をまとめ勉強に充てることで成績を維持できます。
このとき、平日にできなかった暗記や演習を一気に片付けると効率的です。
部活オフの日を「勉強デー」にするなど、リズムを決めておくと続けやすいです。
【5】家族や先生にスケジュールを共有する
部活と勉強の両立は、一人で抱え込むと無理が出ます。
「この日は部活で遅くなるので、翌日まとめて勉強する」
など、家族や先生に伝えておくと理解してもらいやすくなります。
協力してもらえる環境を作ることも大切です。
まとめ
部活と勉強を両立するコツは、「短い時間でも毎日少しずつ積み上げること」と「やるべきことを絞ること」です。
完璧にやろうとせず、工夫しながら少しずつ習慣を作っていくことで、部活も勉強も充実した生活が送れます。
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