【中学数学】平均点以下から抜け出す原因特定コース
こんな生徒さんにおすすめ!
- 点数が悪いのに、どこが分からないのかを言えないお子さん
- 真面目にワークを進めているのに、点に結びついていないお子さん
- 今の単元より、もっと前でつまずいている気がするお子さん
内容
このコースをご覧いただき、ありがとうございます。
タケウチと申します。オンラインで10年以上、100名以上の生徒さんを担当してきました。中学生が中心です。本業は診療放射線技師で、ほかにPMPという国際的なプロジェクトマネジメントの資格と、ファイナンシャル・プランナーの資格を持っています。

このコースは、平均点に届いていない状態から、どこで崩れているのかを特定して、そこから組み直すためのものです。週1回・60分の授業と、毎回の授業のあとにお送りする資料で進めます。
いきなりですが、私は初回の30分、ほとんど点数の話をしません。
聞くのは、普段どんな生活をしているか。何をしているときが楽しいか。家では誰が勉強のことを見ているか。今まで何を試してきて、それがどうだったか。そういうことです。
点数を上げてほしくてお申し込みいただいているのに、遠回りに見えると思います。
ただ、「なんで点数が上がらないと思う?」と最初に本人へ聞いても、たいてい答えは返ってきません。そこで黙ってしまいます。答えられる子は、実はそんなに困っていません。原因が見えているなら、そこを直せばいいだけだからです。
答えが出てこないということは、原因がもっと手前にあるということです。だから最初は、本人が自覚していないところから聞いていきます。

■ 毎回の授業のあとにお送りするもの

授業とあわせて、2種類の資料をお送りしています。生徒さん本人が使うものと、保護者の方がご覧になるものです。
生徒さん向けのほうには、その日に扱った項目が1件残らず載っています。項目ごとに、要点と、その日どこまで自分で進めたか。そして、その場で解ける確認問題が付きます。解答は巻末です。先に見ないように、とだけ書き添えてあります。
そのうしろに、次の授業までの1週間分。何曜日に何をどれだけやるかを、日割りにしてあります。「復習しておこう」では動けないので、そこまで決めて渡します。
最後に、次回のはじめに私が口頭で聞く質問の一覧。何を聞かれるかは、先に全部お伝えしてあります。
保護者の方向けのほうには、その日の授業がどういう順で進んだか、扱った全項目、そのうち重点を置いた2〜3件と、それを選んだ理由が載ります。実際のやりとりの場面も、私と生徒さんの発言をそのまま引いて載せています。
■ 隔月の面談でお渡しするもの

面談のたびに、その期間の記録をまとめた資料をお渡ししています。
何回授業をして、何項目を扱って、そのうち確認が済んだものと、これから聞き直すものが何件あるか。そのうえで、この期間で変わったこと、まだ戻ってくること、今つまずいていることを、実際の項目から1つずつ取り上げます。
前回の面談で「次に聞く」と決めた項目が今どうなっているかも、毎回載せています。ですので、面談は前回の続きから始まります。
記録から言えることと、私の推測は分けて書いています。推測のところには、そう書き添えてあります。
ひとつ、記録していないことがあります。ご家庭で課題に取り組んだかどうかです。こちらで確かめられないことは、評価に入れていません。取り組んだ結果は、次の授業で説明してもらったときに出てきます。
■ 持ち越しは、解決するまで消しません

授業で扱ったことは、ひとつずつ書き残しています。そのうち、その日に解決しなかったものは消しません。次回に持ち越します。
項目と、いつ出てきたか、今回で何回目かが分かるようになっています。
同じことが3回出てきても解決しないなら、それは不注意ではありません。原因がもっと手前にあります。回数が分かるので、そこで判断できます。
宿題は強制しません。やらなければ持ち越しが減らないだけです。今どこにいるかを見るための記録です。
このリストをお見せすると、「無理やりでもやらせます」とおっしゃる保護者の方が多いです。ただ、それで難しかったからご相談いただいているのだと思っています。ですので、量を増やす前に、進め方のほうを変えます。どれを先に減らすか、何を今回は置いておくかを、一緒に決めていきます。
■ 「いろいろ試したけど駄目だった」を全部聞かせてください
ここまで来られたご家庭は、たいてい何かしら手を打っています。塾に入れた、教材を買った、時間を決めた、声のかけ方を変えた。
効かなかった話は、無駄話ではありません。何が効かなかったかが分かると、原因の候補をかなり絞れます。だから初回は、うまくいかなかったことこそ聞かせてください。
■ 実際に多いのは、まったく違う2つの状態です
ひとつは、真面目にやってあるのに伸びない子です。
ノートは丁寧で、解答解説まで書き写してあります。試験範囲もきちんと調べてある。それでも点になりません。
こういう子のノートには、途中の式や考えた跡が残っていないことが多いです。答えは合っている。でもどうやってそこに至ったかが自分でも説明できない。そして返ってきたテストを、点数を見ただけでしまってしまう。どの問題をどう間違えたのか、学校の先生がどんな出し方をする人なのか、そこが手つかずになっています。
やっている量の問題というより、やっていることの中身が点に繋がっていない状態です。
もうひとつは、そもそも手をつけていない子です。
こちらはご家庭から「やる気がない」「集中力がない」とうかがうことが多いです。
ただ、やる気はその子の性格というより、置かれている状況にかなり左右されます。要領がよくて手を抜いているのか、自分の得意不得意を把握できていないのか、そもそも何から始めればいいのか分からないのか。同じ「やらない」でも中身が違うので、ここは分けて見ます。
■ 科目ごとに、まず疑うところ

英語・数学・理科・社会に対応しています。科目別にコースを分けていますが、進め方は同じです。
英語は、長文が読めない原因が長文にあることは、実はあまりありません。単語が入っていないのか、文の組み立てが見えていないのか、設問の日本語を読めていないのか。原因が違えば、戻る場所も変わります。
数学は、方程式ができないという相談が多いのですが、詰まっているのは方程式ではないことがほとんどです。文章題になった途端に割合・濃度・速さが出てきて、小学校の穴がまとめて表面化します。割合を追っていくと、小数と分数の掛け算割り算まで下がることもあります。加えて、四則演算の速さと正確さが足りず、時間切れと計算ミスで落としているケースが非常に多いです。
理科は、計算問題が苦手だとうかがうことが多いのですが、計算に限らず実験や考察でグラフや文章から手がかりを拾えていないことが多いです。それ以上に多いのが、用語は言えるのに、なぜそうなるかを説明できない状態です。一問一答は解けるのに記述になると書けない。順序が逆になっています。手を動かして、書いてみて、なぜだろうと考えて確かめる。そこを通って初めて用語の意味が入ります。
社会は、覚えられないというより、因果が繋がっていないだけのことが多いです。なぜこの人が教科書に載っているのか、なぜその決まりができたのかを考えずに、与えられたものをそのまま覚えようとしている。たとえば米は、かつてお金と同じ役割を持っていたから年貢になりました。年貢は今の税金に繋がっています。ではなぜ税を取るのか。そこを辿ると、昔の人が制度を試行錯誤してきた話になり、地理や公民とも行き来することになります。
■ どこまで戻るかは、その子によって変わります
中学3年生でも、英語のbe動詞と一般動詞の区別がついていないことがあります。同じく3年生で、割合や速さが分からず、小学校高学年の内容まで戻ったこともあります。
戻ることを嫌がる子は、実はほとんどいません。
嫌がられるのは、理由を説明せずに戻したときです。「基礎からやり直そう」だけでは、本人も保護者の方も納得できません。なので、なぜそこまで戻るのか、そこが今のどこに繋がっているのかを、先に説明します。
一度、数学で試験範囲の3割を「やらなくていいです」とお伝えした生徒さんがいました。真面目にワークを進めている子だったので、不満そうでした。ただ基本問題を解き直して理由を説明してもらったところ、答えは合っているのに理由が言えないことに、本人が気づきました。そこからは傾きの意味だけをひたすらやって、結果は76点。それまでは50点前後でした。捨てた3割には、最後まで手をつけていません。
英語で、単語も文法も一通りやっているのに長文で止まる子もいました。調べてみると、原因は英語ではありませんでした。「本文の内容に合うものを選べ」を「本文に出てくる単語が入っているものを選べ」だと思って解いていたんです。やったのは設問の読み方だけで、長文の練習は増やしていません。
■ 変化が起きるのは、量が見えたときです
「分かりやすく教えてほしい」というご要望はよくいただきます。
ただ、分かりやすい説明を聞いて「分かりやすかった」と言ってくれる子は多いのですが、それでやる気が出る子は稀です。その場が楽になっただけで終わることがほとんどです。
実際に変わるのは、リストの量を見たときです。積み残しがこれだけあると具体的に見えたときに、初めて本人が現実として受け取ります。
本人がまだそういう時期に来ていないことも、当然あります。その場合、最初の数回は教えることよりも、今どこにいるのかを本人に見えるようにすることに使います。それでも動かないことはあります。ただ、現在地が見えている状態のほうが、あとで動き出したときに早いです。
■ 授業の進め方

毎回60分を、前半30分と後半30分に分けています。
前半30分は、前回の持ち越しの確認です。抜き打ちではありません。何を確認するかは前回のうちにお伝えしてあります。「じゃあチェックしてみようか」から始めて、できなければその場で解説して、またリストに戻します。
後半30分が、新しい内容です。
私が分かっていない役になって、質問を続けます。「なんでこの形になるの」「なんでこっちじゃないの」。答えが合っていても理由が出てこなければ、もう一度考えてもらいます。詰まったら一段戻って、少し易しい似た問題を聞きます。
意地悪をしたいわけではありません。自分で説明できたことは忘れないからです。
■ このコースを60分にしている理由
定期テスト対策のコースは45分にしています。あちらは、ある程度は自分で進められる状態を前提にしているためです。試験範囲に優先順位をつけて渡せば、あとは動けます。
このコースは、そこに乗せるところから始めます。どこで崩れているのかを探して、戻って、確認して、また戻る。前半の確認だけで30分かかる回もあります。45分では収まりません。
進めていくうちに自分で回せるようになってきたら、時間を短くするご相談もできます。逆に、もう少し時間が欲しいという場合も、遠慮なくおっしゃってください。
■ こんな方に向いています
・点数が悪いのに、どこが分からないのかを本人が言えない方
・真面目にワークを進めているのに、点に結びついていない方
・今の単元より、もっと前でつまずいている気がする方
・これまでいくつか手を打ってきたけれど、続かなかった方
・「やる気がない」と言われ続けている方
■ 別のコースのほうが早い場合
平均点は取れていて、そこから評定を上げたい、または今の評定を保ちたい場合は、「【中学数学】定期テスト対策|勉強の優先順位を決める」のほうが早いと思います。試験範囲に優先順位をつけて進めるコースです。
入試そのものに向けた対策をお探しの場合は、「【中学数学】高校受験対策・中3|入試までの1年を組み立てる」をご用意しています。
また、次のような場合は、私より適した先生がいます。
試験の直前に短期間で詰め込みたい場合。原因を探すところに時間を使うので、間に合いません。
たくさん問題を解かせてほしい場合。1問にかける時間が長いので、こなす量では他の先生に及びません。
試験範囲を漏れなく進めてほしい場合。状況によっては「ここは今回置いておきましょう」とお伝えすることがあります。理由は必ずご説明しますが、全部やってほしいというご希望には沿えません。
■ 初回【体験授業】にすること

チャットでご相談。今の状況をお聞かせください。オンライン指導が初めての場合は、接続のこともご案内します。
初回60分。最初の30分でヒアリングをします。時間が残れば、そのまま30分の体験授業に入ります。
ヒアリングには保護者の方も同席していただいて構いません。むしろ、そのほうが分かることが多いです。
ひとつだけお願いがあります。お子さんが答える前に、保護者の方が代わりに説明してくださることがあります。ありがたいのですが、本人の言葉が出てこないと材料が足りません。途中からは本人に聞かせてください。答えられなくても構いません。答えられないこと自体が情報になります。
■ 初回にご用意いただくもの
・パソコンかタブレット(スマートフォンでも可能ですが、画面が小さいと手元が見えにくいです)
・カメラとマイク。手元のノートが映せると、なお助かります
・今お使いの教材。新しく買っていただく必要はありません
・返却されたテストがあれば、お見せください。ここから分かることが一番多いです
授業はGoogle Meetで行います。初回に接続の確認をします。
■ 指導にあたって
医療では、痛いと言われた場所に原因があるとは限りません。だから撮る前に、いつからか、前に何があったか、これまで何を試してきたかを聞きます。この順番を飛ばすと、見なくていいものを見て、見るべきものを見落とします。初回の30分で点数の話をせず、これまで試したことから聞いていくのは、この順番をそのまま持ってきています。
PMPは、目標と期限のあるものをどう進めるかを体系にした資格です。工程を分けて、進み具合を測り、遅れの原因を特定する。仕事の世界には、この型が整っています。勉強にはありません。だから教える側と受け取る側で、何がどこまで終わったのかの認識がずれます。扱ったことをひとつずつ書き残して、解決していないものを持ち越しとして残すのは、ここから来ています。終わったかどうかを、記録で決めるためです。
ファイナンシャル・プランナーのほうは、指導そのものに使う場面はありません。ただ、限られたものを何にどう割り振るかを先に決める、という見方が残りました。試験範囲の3割を「やらなくていいです」とお伝えできるのは、この見方があるからです。
そして、今も資格を受ける側であり続けています。中学生に「なんで?」と聞き続けている手前、自分だけ受験する側から降りるわけにはいかないと思っています。
■ 料金
月額30,000円(税込33,000円)/月4回・1回60分
授業の外に手間がかかります。扱ったことを1件ずつ書き残す。解決しなかったものを持ち越しとして残す。次回の冒頭でもう一度確認する。何回目なのかを追い続ける。ここは授業が60分でも90分でも、かかる手間は変わりません。
同時に担当できる人数に上限があるのも、そのためです。人数を増やすと一人あたりの記録が雑になります。
まずは体験授業でお会いできればと思います。
このコースの無料体験
※いずれかを無料体験時にご選択いただけます
三者面談あり
2ヶ月に1度、通常の教科指導とは別に、保護者様・生徒様・先生での三者面談ができるコースです。
よくある質問
何年生まで戻ることになりますか。
その子によります。中学3年生で小学校高学年の内容まで戻ったこともあります。ただ、戻る範囲は全部ではなく、今つまずいている場所に繋がっている一本だけです。小学校をやり直すわけではないので、思っているほど時間はかかりません。
遠回りに見えます。テストまで時間がないのですが。
直前であれば、このコースは向きません。ほかの先生のほうが力になれると思います。次のテストではなく、その次以降を見ていただける場合にお力になれます。
うちの子は自分からやろうとしません。それでも大丈夫ですか。
そういうお子さんのほうが多いです。宿題を強制はしません。やらなければ持ち越しが減らないだけで、それも記録に残ります。まずは今どれだけ積み残しがあるのかを本人に見えるようにするところから始めます。ただ、本人にまったくその気がない状態で結果が出たことは、正直あまりありません。そこは最初の数回でご相談させてください。
1科目だけの受講でも大丈夫ですか。
大丈夫です。ただ、原因が別の科目や、問題文の読み取りにあると分かった場合は、その話もします。科目の枠にはこだわりません。
保護者は同席したほうがいいですか。
初回のヒアリングはご同席いただけると助かります。通常の授業は同席なしで構いません。毎回、扱った内容と持ち越しをリストにしてお渡しするので、そちらでご確認いただけます。
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