【中学受験・算数編】夏休みの効果的な過ごし方とは?基礎固めが勝負を決める!
2025/6/24
中学受験を目指すご家庭にとって、夏休みは「天王山」です。この約40日間をどう過ごすかで、秋以降の成績が大きく変わります。特に算数は「積み上げ型」の科目。苦手を放置したまま応用問題に進んでも、必ずどこかでつまずきます。
では、どうすれば夏休みを最大限に活用できるのでしょうか?
1. 算数の成績は「基礎」で決まる!
受験生の多くが夏休みに「応用問題ばかり」を解こうとして、かえって成績が伸び悩む傾向があります。しかし、成績が安定している生徒ほど、実は「基礎を繰り返し確認」しているのです。
これらの基礎スキルが抜けていると、応用問題に手が出せないのは当然のこと。焦らず「今さら?」と思うような単元でも、夏こそ基礎を徹底的に固めるチャンスです。
2. 苦手単元は「細分化」して潰す!
苦手単元は、漠然と「速さが苦手」「図形が嫌い」と片づけがちですが、実際はもっと細かく分けて対処すべきです。
たとえば「速さ」が苦手な場合:
公式が定着していないのか?
単位変換でつまづいているのか?
文章の意味が理解できていなかったのか?
このように細かく原因を分析し、「小さなできた!」を積み重ねることが、苦手克服の王道です。
3. 「毎日勉強する習慣」を作る
夏休みは自由な時間が多い分、生活リズムが乱れやすくなります。午前中はダラダラ、午後から塾で疲れて終了……というケースも少なくありません。
朝起きたらまず算数の勉強を30分〜1時間。特に、
朝イチで計算練習!
前日にできなかった問題の復習
など、**「毎日、決まったルーティン」**を作ることで、学習が安定してきます。朝のゴールデンタイムを活用しましょう。
4. 過去問や模試は「振り返り」が命!
夏以降、模試や過去問演習も増えていきますが、解いて終わりにしていませんか?
本当に大事なのは、
なぜ間違えたのか?
どの単元に弱点があるのか?
どんなミスの傾向があるのか?
を、丁寧に分析・言語化することです。自分の弱点に気づき、次にどう直すかを明確にすることが、成績アップに直結します。
5. まとめ:夏は「攻め」よりも「土台作り」
夏休みは、確かに成績を上げるチャンスです。しかし、「攻め」の学習に気を取られて、基礎をおろそかにしては本末転倒です。
✅ 計算・単位・割合など、ミスしがちな基礎を徹底的に復習
✅ 苦手は細分化し、「できる自分」を積み重ねる
✅ 日々の学習習慣を守り、生活リズムを整える
このように、「土台」を作ることこそ、秋以降の爆発的な伸びに繋がるのです。
最後に:保護者の方へ
お子さまの学習が不安定になりがちな夏休みですが、「うちの子はできていない…」と焦らず、まずは基礎の確認を一緒にすることから始めてください。
そして、もしプロの視点で学習状況をチェックしてもらいたい場合は、体験授業や個別相談をぜひご活用ください。弱点の分析から具体的な対策まで、丁寧にサポートいたします。
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