2次関数のグラフがX軸と異なる2点で交わる…etc
2024/5/19
Y=X^2+3aX-5+a のグラフがX軸と異なる2点で交わるときのa?

このような問題のとき、皆さんはどうしますか?
「まず判別式!」って思っていませんか?
それもまぁ、無理のないことです。
多くの問題集や模試の解答は、そのようになっているからです。
しかし私は「判別式」を使うべきではないと思っています
その理由は以下になります。
1.書くべき記述を書かないor間違える

この例は以下の2つになります。
1-1.「いきなり「D=~」と書く人が多い
問題文にない文字を使うときは自分で定義せねばなりません。
いきなり「D=~」と書くのはご法度です。
1-2.「この関数の判別式をDとして~」
判別式は、あくまでも「2次方程式」のものです。
「2次関数」には「判別式」など存在しません。
だから「与式の判別式をDとして~」も、間違いです。
「右辺=0の判別式をDとして~」と書くべきです。
同様に「2次不等式」にも「判別式」など存在しませんので要注意。
2.そもそも判別式の前に端点を考えるべき

そもそも判別式を使わずに解けるときもあるのですよ。
Y=X^2+3aX-5+a のグラフがX軸の正と負の異なる2点で交わるときのa?
このような問題であれば、判別式は不要です。
X=0を代入したときのYの値が負でありさえすれば良いのです。(下に凸だから)
こういうときに判別式を用いるのは「無駄」でしかありません。
判別式は儀式でもなんでもなく、必要なときに用いるようにすべきなのです。
関数のグラフなのだから、関数のグラフで考える!

a=0のとき、Y=aX^2+bX+cを平方完成します。
Y=a(X+b/2a)^2-D/4a
となり、頂点のY座標は-D/4aですね。
グラフが上に凸か下に凸かを考え、そして頂点のY座標で考えるのです。
Y=X^2+3aX-5+a のグラフがX軸と異なる2点で交わるときのa?
このような問題であれば、
-D/4=-((3a)^2-4(-5+a))/4a<0
になるのです。
頻出問題を考えても、平方完成は必須!
「α≦X≦βに少なくとも1つの実数解」という頻出問題があります。
こういうとき「判別式 ⇒ 平方完成」というのは二度手間です。
上記のように平方完成のときに、すでに判別式は出来上がっているのですからね。
従って
- 端点確認
- 平方完成
が、オススメの解法なのです。

この先生の他のブログ
2026年 合格実績
2026/3/15
こんにちは。マナリンク講師の「いちろう」です。2026年の合格実績を、以下に示します。(27年連続で医学部・東大に合格)【国立大学】東京大学理科一類一橋大学法学部北海道大学医学部北海道大学工学部千葉大学教育学部広島大学法学部神戸大学文学部長崎大学工学部【私立大学】早稲田大学人間科学部慶応義塾大学経済...
続きを読む
勉強は「方法」が生命❢❢❢❢❢
2025/5/26
勉強は「方法」が大事。「方法」を間違えると「方向」を間違える。例えば東京から大阪に向かって一所懸命にクルマを走らせていたつもりで気がついたら青森に来ていた、なんていうことになりかねない。=======================[1]【数学の勉強法】「解けば解くほど出来なくなる!?」数学の勉強法...
続きを読む
またまたうれしい御報告
2025/2/19
こんにちは!いつもお世話になります。先生の渾身の英語指導のおかげで、共テ英語満点立教大共テ利用社会学部、観光学部関西学院大学・英語資格利用共テ入試・社会学部、商学部上智大学・社会学部(倍率6倍)に合格することができました。英語の力をつけていただき、今日があると思います。ほんとにありがとうございました...
続きを読む
正しい日本語を意識することが正しい記述解答につながる
2025/2/19
正しい日本語を意識することが正しい記述解答につながる「数学や理科では計算ができれば十分」と思っていませんか? 実は、数学や理科でも正しい日本語による記述解答が非常に重要です。 本記事では、なぜ正しい日本語が記述解答の質を向上させるのか、そして日常生活で正しい日本語を意識する方法に...
続きを読む