録音・録画に関して
2024/10/3
昭和50年代…私達は高校の授業を当たり前のように録音していた。
当時どでかいラジカセが3台ほど教卓の上に置かれていた。
教師はそれを咎めたりせず、むしろ歓迎していたように思う。
そうやって3人ほどが録音を担当し、残りの生徒にはダビングしてあげていたようだ(皆で協力してた)。
私自身は当時、マイクロカセットテープレコーダーってやつで録音していた(もちろん他のマイクロカセット派の生徒にダビングしていた)。マイクロカセットテープレコーダーは、2倍速で再生出来るからだ。当時から私は「効率主義者」「合理主義者」であったのだ。
皆、少なくとも5回以上、真面目に再生した授業を聞き、勉強したものだ。
令和の現代、スマホは持ち込み禁止になっているようだし、仮にそうでなくても授業を「録音」「録画」するなどケシカランという空気である。
なぜそうなったのだろう?
授業を録画して何度も見ることは、最高の復習になるはずなのに。何よりも効率的で合理的なのに。
「え?ノートを見るよりも合理的で効率的なんですか?」
当たり前じゃないか❢❢
自分が書いた板書ノート、授業内容は「余すところなく全てを網羅している」とでも言うのか?書き写し間違いや聞き間違いは絶対にないと言えるのか?板書以外の重要ポイントも漏れなく書き留められているのか?
授業内容は一分一秒たりとも不要なものはない(少なくとも私はそうだ)。
それでいてスピードは速く、とても全てをきちんと聴いて理解しつつノートを完全に仕上げるなど「絶対に不可能」だ。
その「絶対に不可能」なことをしろ、と教師が生徒に言っているのだ❢❢
そうした「穴だらけのノート」をもとにして復習せよ、と言うのか?聞き間違いや書き間違い、記入漏れ等々があると、誤解したまま、無理解のままになるというのに…。
だから私は、自分自身の授業を録画して生徒に提供している。生徒自身にも自分での録画を推奨している。今の時代、スマホで簡単に録画できるし、再生も2倍速で出来る。50分の授業は25分で復習することが出来る。こんな最強ツール、使わない方がどうかしてると言っても良いくらいだ。
ちなみにZoom等のオンライン授業では、実に簡単に鮮明に授業が録画出来てしまう。とても便利だ。
スマホ持ち込み禁止という学校が多数派らしいが、スマホの「負の面」にばかり気が向いていて、利点をうまく活用させる気がない証だ。
日本の悪いところだろう。
東南アジアでは若者は皆、スマホで勉強しているという。
こんな便利なものはないのだ。
話が逸れた。
ともかく授業はスマホで録画(せめてICレコーダーで録音)して、徹底的に復習するのだ。
そうすることが最も合理的かつ効率的なのである。
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実際、私は25年連続して「医学部」「東大」に合格者を出し続けている。
その「合格者」は私のこういった提案、素直に即座に実行している生徒達なのだ。
すなわち、学校の授業等をきちんと録画(録音)して、それを最低でも5回はしっかり見て(聞いて)いる生徒達である。
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