国語

【過去問演習】2021年度 新潟県公立高校入試 大問二㈢ 敬語

0

2024/5/5

まずは自力で解いてみてください。

わからなければすぐに答えをみましょう。

わからない問題に時間をかけてはいけませんよ、時間の無駄ですから。

わからないと思ったらすぐに解説を見て、解き方を忘れないよう類題をたくさん解く方が得策です。

試験は時間との戦いなのだから、解ける問題からどんどん解かないと点は取れません。

試験においては、諦める勇気も必要なのです。

もちろん、解ける問題を先に解き、見直しまでして時間が余れば後回しにした問題に取り組まないといけませんけどね。



↓ ↓ ↓



【解説】結論から言うと、敬語が正しく使われているのは「ウ」です。

この問題では、誤った使い方になっている選択肢を見つける方が簡単ですね。

敬語では「誰が主語になるか」に注目します。

アの「拝見する」は「見る」の謙譲語です。

自分がへりくだることで相手を立て、敬意を表す場合に使われます。

主語は「姉の描いた絵を見る相手」になるので、「見る」は相手を立てる気持ちを表す尊敬語にしなければいけません。

「見る」の尊敬語は「ご覧になる」なので、正しくは「ご覧ください」となります。

イの「申す」は「言う」の謙譲語です。

主語は「あなた」なので、「言う」は尊敬語の「おっしゃる」にしなければいけません。

よって、正しくは「おっしゃった」となります。

エの「召し上がる」は「食べる」の尊敬語です。

主語は「」、要は自分の「身内」です。

主語や自分や身内の場合は自分達がへりくだり、相手を立てなければいけません。

「食べる」は謙譲語の「いただく」にしないといけないので、正しくは「いただきました」となるます。【終】

0

この先生の他のブログ