【共通テスト英語】英文の速読ってどうやるの?「最も基本的な勉強法を3つご紹介」
2024/6/26
共通テスト(英語)の赤本には「 1分間で130語」読めることを目標に頑張ろう! と書かれてあります。早い話が「速読頑張ってね」ということです。
さて、では、どうすれば速く読めるようになるのか? 以下に、最も一般的な方法を3つご紹介しましょう。
1,英単語を覚える
これは当たり前ですよね。単語の意味がわからないとそこで読みが詰まるわけですから。
まず単語を覚えよう。「ターゲット1900」でも何でもいいので、1冊仕上げましょう。
2,何と何を結ぶ「and」なのかを理解する訓練をする
学校の英語の授業や、自分で長文読解の問題集を解いている時、設問が解けたからOKではダメです。問題文の「隅々まで」理解することが「本当の」勉強です。とくに関関同立MARCHに合格したければそういう勉強をすべきです。
さて、速読において重要なのは、「and」です。何と何を結ぶand なのかが即座に取れないと、そこで読みが詰まって1分に130語も読めなくなります。
何と何を結ぶandなのかを毎日意識して読解演習をしましょう。
3,スラッシュリーディング
英文を前から「かたまりで」捉えつつ読むことをスラッシュリーディングと言いますよね。
速く読もうと思えば、一文を最後まで読んで、また前に戻って悠長に訳すなんてことはできません。読んだそばから頭の中に和訳が立ち上がってくる状態にするしかありません(英語を英語のまま理解できればなおいいわけですが)。
たとえば、その本は/リサが脇に抱えている/出版された/1980年に/イギリスで/という感じで読むわけですが、まあ意味はとれますよね?
スラッシュリーディングの訓練は、東進などの予備校がいい問題集を出していますので、それで勉強なさるといいと思います。
この先生の他のブログ
入試本番において英語がものすごくできたおかげで医学部に合格した高校生から、英語がまったくできない中学生まで、幅広い層を見ていますので、英語ができない人が何が理解できていないのかが、私にはよく分かります。中学生の英語だけしか教えていないとか、高校生の英語だけしか教えていないというのでは、そのへんが見え...
ここマナリンクの共通テスト対策の講座と、私が主宰する人見読解塾の同じ講座から、今期は、共通テストの国語の正答率9割2名、 8割4名を輩出しました。 8割以上を狙っていた生徒さん全員が目標を達成したことになります。試験というものは、どのような試験も同じですが、ある程度生まれ持った能力にもよりますので、...
新高3生は受験まであと1年(を切りました)。効率よく勉強していこう。ほかの教科もあるし、そんなに古文ばかりに時間を割けないし・・・・。というわけで、今回は、効率のよい古文の勉強法についてお話します。01:自力で解釈をとる練習をする助動詞が苦手だから助動詞の薄い問題集を買ってきて・・・・ではないのです...
というわけで、いよいよ明日が共通テストです。今年はマナリンクと人見読解塾を含め、20名を超える受験生を抱えていましたので、特に12月に入ってからは連日共通テストの過去問解説の授業をしました。多い時は1日8コマありました。受験生も大変だと思いますが、私も集中力を切らさないようにするため大変でした。とは...