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国語と英語「読めるようになる」ための2つのポイントとは?

2025/4/30

昨日は祝日だったそうですが、私はせっせと6コマも授業をしておりました。期せずして「読めるようになった」と言った生徒さんが2人もいましたので、私が生徒さんにどのような教育を施したのか、振り返ってみました。


まず、やる気のない生徒さんが「読めるようになった」という話。

私は彼に「勉強しろ」とさほど言わなかったと記憶しています。先生によっては、やる気のない生徒に大量に宿題を与えるとか、日割り計算して宿題を与えるなどして、ガチガチに管理する人もいらっしゃるようですが、私は絶対にそれをしません。

なぜなら、本人が「勉強してみたい」と思わない限り、大量の宿題はさらなるストレスを与えることにしかならないからです。今やる気のない生徒は、何らかのストレスがあるからやる気がないのです。それがYouTubeにはまるとか、部活に逃げるという具体的なふるまいに表れます。

「勉強をやってみたい」「勉強ができるようになるというのは楽しい」と本人が思うまで、少しずつ「餌」を与えつつ待つしかありません。たいていの生徒さんは半年もすれば、「やってみたい」と思うようになるみたいです。それは私が授業中にちょこちょこと嫌味を言うからかもしれませんし、学校で同級生を見つつ「勉強ができないことはダサいことだ」と本人が思い知るからかもしれません。特に若いうちは、「ダサい/ダサくない」という基準が行動の動機になることが多いわけですから、同級生を見て「勉強ができないことはダサいことだ」と思って、「ならば勉強しよう」と思ったというのは、ある一定の蓋然性があると私は思います。


次に、特に地方の高校生に多いと私は思いますが、学校の勉強を真面目にやっていても英検に合格しないとか、共通テスト模試で点が取れないという生徒さんについて。

そういった生徒さんが「読めるようになった」というのは明らかに、正しい勉強法や読解法を私が教えたからです。そういう生徒さんは3か月以内に急激に読めるようになります。学校の勉強をこつこつやってきたことが基礎となっているのでしょう。その基礎をどのように応用すれば共通テストという複雑怪奇な言語ゲームにおいて得点できるのか、そのテクニックを私は教えていますが、それが功を奏したのだろうと思います。


ほとんど誰も言いませんが、読むというのは推論です。学校の勉強だけをやっても推論の力は育ちません。なぜなら、学校で教えていないからです。推論というのは、確実な情報から意味がわからない情報「X」がなんであるのかを推理することです。

例えば、英語の長文読解において、意味がわからない単語が出てきたとき、パニックになる生徒と辞書を引きまくる生徒が多いですが、そこは推論で何を言ってるのか導けと出題者は言っているのです。読むというのは推論の力で読むのです。


というわけで、本日はこんなところにしておきましょう。

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