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8月にガチでやっておかないと11月に詰んでしまうこととは?

2025/8/1

さあ、8月になりました。受験生のなかには1日12時間勉強しようとかたく心に誓っている人もいるのではないでしょうか。


さて、8月にガチでやっておかないと11月に詰んでしまうこと、それは国語と英語の読解演習です。8月に「読めるように」なっておかないと、11月に詰みます。11月の次は(当たり前ですが)12月です。共通テストの前の月です。焦りますよねえ・・・・。


同志社大学や早稲田大学を受験する生徒であっても、英語なら1文ずつの和訳はできるものの、段落として(あるいは問題文全体として)何を言っているのかが理解できない生徒がいます。現代文も同じです。そこをたゆまぬ読解訓練によって矯正できる最後のチャンスが8月です。なぜなら、学校がはじまってしまえば、高校生は忙しいので、ゆっくり読解演習を・・・・なんて時間を持てないからです。


たとえば、共通テスト英語において、問題文は比較的読めているのに選択肢を切り誤る人は、段落ごとの主旨を読めていません。1文を和訳するのに気持ちが向いているから、主旨にまで気が回らないのです。だから、現在形と過去形を見落としたり、1/3が30%以上という言い換え表現で誤答するのです。


現代文もおなじ。問題文に書いてある/書いていないを基準に選択肢を2つか3つ消せたのち、残った選択肢を選び損なう人というのは、段落ごとの主旨や、段落と段落の関係をとれていないから間違うのです(ようするに、その段落はなぜそこに存在しているのかを説明できないということです)。


「読む」は時間がかかります。部活と両立なんて甘いことが通用しません。部活も時間を食うし、「読む」も時間を食うからです。


さあ、8月になりました。「読む」にしっかり時間を割いて、秋風が吹くころ、笑っていましょうね。

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