オンライン家庭教師マナリンク
総合型・学校推薦型対策

志望理由書|「自分らしさ」を発見する方法とは?

2025/7/23

今の高校生は大変で、個性を伸ばせと言われたり、志望理由書に自分らしさを書けと言われたり、さまざまな自己分析を強要されます。まことにかわいそうです。


なんとなく流れに乗って30歳くらいに研究テーマがやっと見つかって、 50歳で花開いて、みたいな大器晩成型の人生を社会が歩ませてくれません。かわいそうに。


さて、志望理由書に自分の長所や短所を書かなくてはなりませんが、いわゆる自分らしさはどうやって発見すればいいのでしょうか?


誰かと対話することによって発見するしかありません。


自分が意識している長所短所なんてたかが知れてます。私たちは自分が意識してないことに支配されつつ生きているからです。

このことは、フランスの精神分析医であり哲学者であるジャック・ラカンが述べていることです。フランス哲学、あるいは身体論といったものは、日本ではほとんど研究している人がいませんが、ジャック・ラカンは、フランスでは、教養の1番に数えられるほど有名な人物です。


で、他者と対話しながら発見した自分の長所短所をどのように志望理由書に編み込んでいけばよいのでしょうか?


それはすでに、ネットにたくさん雛型があります。すなわち過去現在未来でストーリーを組むことです。高校時代〇〇を頑張って来てきた。大学では〇〇を研究したい。将来は〇〇をやりたい。というストーリーの中に、自分の長所短所を組み込んでいきます。


ストーリーというのは、テーマが1つしか入らないものです。皆さんこれができません。1つのテーマに基づいてストーリーを組み、かつその中に自分の長所短所を入れていくのが志望理由書ですが、皆さんそれができません。


テーマを1つに絞るというのは、簡単に言えば大人の社会で最近流行っている「セルフブランディング」と全く同じです。私は読解塾を主宰する傍ら、セルフブランディングの会社も経営していますので、よくわかります。私たちはふつう、雑多なことをなんとなくやってきた結果、今の自分が存在していると認識しています。しかし、志望理由書が求めてくるのは、あなたの人生のテーマを1行でキャッチコピー的にまず作った上で、あれこれと枝葉を埋めろといっています。こんなものは大人でもなかなかできることではありません。


ありとあらゆることを捨象した上で、1つのキャッチコピーを作るのです。 プロに任せた方がよっぽど楽です。任せないと漫然とした作文になります。高校の先生も、明るく元気でコミュ力の高い高校生の域を出ない作文的な添削しかしてくれません。

困り果てたら、ぜひご相談ください。


※それと、私の受講生は私のブログを熟読してください。ノウハウを惜しみなく提供しています。それを読んでもできないから受講する、というスタイルが時間とお金の節約になります。

このブログを書いた先生

総合型・学校推薦型対策のオンライン家庭教師一覧

総合型・学校推薦型対策のブログ

合格する子が持っている「思考のOS」とは?

最近出会った「思考のOS」という言葉。ビジネスや自己啓発で使われる用語で物事を捉え、判断するための根本的な論理思考の型を指します。時代や文化圏で「思考の型」が違うというのが議論の中心のようです。目標が高くても合格をつかむ子は語彙力やセンスだけでなく、この情報を処理し判断するための「思考のOS」を持っていると感じます。合格を引き寄せる「3つの思考エンジン」「小論文を読んでいても、筋が通っていない……」「志望理由書の内容が飛躍している……」そんな子たちに備わっていない力を私は3つの観点(思考法)で判断しています。まず1つ目は、ロジカル思考(情報を整理する力)です。因果関係を整然と整理し、情報を「モ...続きを見る
柴山の写真
柴山オンライン家庭教師
2026/4/17

早稲田社学も重視!志望理由書に必要な「課題解決力」と「問い」の立て方

今日は多くの学校で入学式でしたね。1年生にとってはワクワクの春ですが3年生にとっては本格的な受験競争の始まりの時期です。この時代にあえて言います。大学受験は競争です。高校入試以上に「落とされる」ことが前提のシビアな世界です。これまでなんとなく「推薦を受けたい」と思っていた人はその意志と覚悟を固めるべき時期に来ています。推薦対策を始めるには、もう「ちょっと遅いかな……」という時期。特に難関校やチャレンジ校を目指す人にとって。今年も志望理由書の添削をすでに3往復している生徒もいます。 そして指導の中で、生徒たちに繰り返し伝えていることがあります。それは、「自分は何を学んだか」以上に、「社...続きを見る
柴山の写真
柴山オンライン家庭教師
2026/4/9

志望理由書・自己推薦書で初めて“自分について”書くとき、私が生徒に伝える3つのこと

この時期、AO入試(総合型選抜)や推薦入試を視野に入れている生徒さんから、  「志望理由書に何を書けばいいのか、さっぱりわかりません……」 という切実な相談をよく受けます。勉強は得意でも、「自分のこと」を言葉にするのは、全く別の難しさがありますよね。 初めて自分と向き合い、原稿用紙を前に手が止まってしまった生徒さんに、私がいつも伝えている「3つの柱」をご紹介します。「実績」よりも「心の動きや行動」を探ろう生徒たちはみんな「全国大会出場」や「留学経験」といった、華々しい実績がないと書けないと思い込みがちです。でも、実は「実績がある子」ほど油断は禁物。 「私...続きを見る
柴山の写真
柴山オンライン家庭教師
2026/4/8

志望理由書が書けない本当の理由|“問い”がない人は何を書いても浅くなる

志望理由書が書けないのは「書き方」の問題ではない志望理由書が書けない。何を書けばいいのかわからない。考えているつもりなのに、文章にすると浅くなる。多くの受験生がここで止まります。しかし、結論から言えばこれは「文章力」の問題ではありません。また、「経験が足りない」わけでもありません。本当の原因はもっと手前にあります。👉 “問いがない”ことです。「経験→興味→志望」では浅くなる理由多くの人はこう書きます。・部活動で〇〇を経験した・そこで〇〇に興味を持った・だからこの学部を志望した一見、正しく見えます。しかし、これだけでは評価されません。なぜか。👉 そこに「問い」がないからです。大学が見ているのは、...続きを見る
人見の写真
人見オンライン家庭教師
2026/4/6

総合型選抜|合格する志望理由書の書き方|問いを問う力をつける

来年度の総合型選抜対策の授業がすでに始まっています。看護学科、建築学科、英文科、教育学部などなど・・・・・。志望理由書は「経験→問い→学問的問い」という流れで書くことが基本です。べつにそう書かなくてもいいのですが、しかし与件を満たすように書こうと思えば、おのずとそういう流れになります。大学教員、つまり審査員が見ているのは、やじるし(→)のところです。つまり、経験と問いの接合。問いと学問的問いの接合。その接合部分に学問的誠実さが宿ります。それこそを大学教員はみて「この生徒と一緒に勉強したいな」と思うのです。では、学問的誠実さとは何でしょうか。大学でこれを勉強したいというwant どうしてもこれを...続きを見る
人見の写真
人見オンライン家庭教師
2026/3/25

新規の定期指導受付けます

こんにちは、講師のニシオカです。このたび、新規の定期指導(週1~週2ペース)の生徒さんを募集します。3月中に無料体験をして、春のよいスタートを切りましょう!(春休み期間からのスタートもOKですよ)さぁ、勉強の質を高めて、国語でしっかり得点できるようになりましょう!!お待ちしています~(自分にあったコースがないなぁ、と思った人は、専用コースを作成しますのでご相談下さいね)続きを見る
ニシオカの写真
ニシオカオンライン家庭教師
2026/3/14

この先生の他のブログ

人見の写真

“ADHDっぽい”と言われる子どもをどう見るか|行動の裏にある「本当の理由」

2026/4/15
「ADHDっぽい」と言われる子どもについて「集中できない」「落ち着きがない」「話を聞かない」「逆にほとんど話さない」こうした様子から、👉偏差値にいっさい関係なく、👉 「ADHDっぽいのではないか」と言われる子どもは少なくありません。もちろん、発達特性としての側面が関係しているケースもあります。しかし...
続きを読む
人見の写真

「頭がいい人」は「普通の人」と比べてなにが違うのか|成績が伸びる人の共通点

2026/4/10
東京大学や早稲田大学に合格した生徒さんをはじめ、MARCH(全部)、関関同立(全部)など、バラエティーに富む大学に合格した生徒さんとがっぷり四つに組んで、私はずっと勉強してきました。授業をしながら、生まれ持った能力と後天的な努力の結果得られる能力の関係をわたしはひそかに研究していますが、まだ結論が出...
続きを読む
人見の写真

学校に行きたくないのは「問題」なのか|問いを持てる人が伸びる理由

2026/4/9
「学校に行きたくない」この言葉を聞くと、多くの場合、「どうやって戻すか」が議論されます。・生活リズムを整える・少しずつ登校させる・無理のない範囲で復帰を目指すもちろん、それ自体を否定するつもりはありません。しかし、ここで一つ立ち止まって考えたいことがあります。👉 なぜ、その子は学校に行きたくないのか...
続きを読む
人見の写真

志望理由書が書けない本当の理由|“問い”がない人は何を書いても浅くなる

2026/4/6
志望理由書が書けないのは「書き方」の問題ではない志望理由書が書けない。何を書けばいいのかわからない。考えているつもりなのに、文章にすると浅くなる。多くの受験生がここで止まります。しかし、結論から言えばこれは「文章力」の問題ではありません。また、「経験が足りない」わけでもありません。本当の原因はもっと...
続きを読む