【受験攻略ロードマップ②】入試問題を知っていますか?入試問題を正しく知ろう!

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2024/7/22

受験生の皆さん、保護者様、いよいよ「受験の夏」が来ましたね!

「受験勉強って結局なにをすれば良いの?」という疑問はありませんか?

定期テストのように範囲が明確に決まっているわけでもありませんし、強いて範囲を言うのなら「中学生で学習した内容」というざっくりな範囲取りとなってしまいます...。


そこで、いくつかの記事に分けて、私が考える公立高校受験に向けた「目標点を決める→入試問題を知る→学習計画を立てる」という流れをご紹介しようかと思います♪


このページでは、前の記事(別ページ「【受験攻略ロードマップ①】テキトーに決めるのはNG!目標点の決め方」)で決めた目標点獲得に向けて、「入試問題を知る」についてお伝えしようと思います!


まずは過去問を買いましょう!

入試問題を知るには、当然、過去問が必要です!お持ちでない方は、受験する都道府県の公立高校の過去問を購入してください。


過去問を見てみよう!

まず、「どうなったら『入試問題を知っている』ということになるの?」と思いますよね...!

まずはお手持ちの過去問で直近の試験を見て、そこに掲載されている問題を下記の①~④に分類してみましょう!そうすれば概ね入試問題を知ったことになるかと思います。


ここで注意ですが、分類することを目的に問題を解いてはいけません!

解いてしまった瞬間、その問題は「1度解いたことのある問題」になってしまい、今後「初めて解く問題」として使える問題の量が減ってしまいます。


①解ける問題

今持っている力で解ける問題です。ここに分類される問題は確実な得点源となり、受験では絶対に落としてはいけない問題となります。したがって、確実に解けるように計算ミスなどのケアレスミスを防ぐことが課題となります。

ここに分類される問題は、問題を解いて間違えたとしても、自分で原因を見つけることができる問題になるかと思いますので、ひとまず、この夏休み中は置いておきましょう!


②解けそうな問題

パッと見で「たぶん解けると思うけど、少し自信がないな...。」と感じる問題です。①のように現時点で確実な得点源とするには、まだ確実性の観点で不安があります。したがって、①と同じレベルに近づけることがミッションとなります♪

ここに分類される問題は、問題を解いて間違えたとしても、解説を読めばある程度自力で理解できる問題になるかと思います。なので、この夏休み中に問題集で類題演習(似た問題をたくさん解くこと)をし、①にしてしまいましょう!


③解けるようになりたい問題

この夏のポイントとなる問題です!実際に過去問で①②をピックアップすると「①と②だけで何点取れるのか?」が分かりますね?それだけで目標点に到達するのであれば、数学に関しては、この夏は難なくクリアできるでしょう。

①と②だけでは目標点に届かない場合には、「新たに解けるようになりたい問題」が出てきます。では、追加でどの問題をできるようにすれば良いでしょう...?正直なところ、過去問を見て自分で「ここなら、できるようになりそうかな。」と思う問題を選ぶか、プロに力を借りて選定してもらうしかありません。

ここに分類される問題は、①や②とは異なり現時点では解けない問題なので、問題を解いても間違えてしまうのは当然ですし、解説を見ても自力では内容が理解できません。分かりやすい教材を見つけて、教材に教えてもらうか、だれか先生に教えてもらう必要があります。

いずれにしても、できるようにするには時間が掛かり、それに集中して時間を割くことができる環境が必要です。このような機会は受験前では、この夏が最後です!


④時間があれば取り組む問題

①~③以外の問題です。誤解を恐れずに言ってしまうと「解けなくても良い問題」となりますが、受験当日に全く取り組まなくても良いというわけではありませんね...(笑)

ここに分類される問題は、「時間があれば対策をし、受験当日も時間があれば解く問題」になりますので、少なくとも、この夏は置いておいてよいでしょう♪


学習計画を立てよう!(次回)

お疲れ様でした♪

今回扱う内容は以上となります!


次の記事では、学習計画の立て方についてお伝えしようと思いますが、学習計画は「どのような問題を」「いつからいつまでに」「どのように学習するか」の3つが定まっていなくてはなりません。


このページで「どのような問題を」ということを考えるためのカテゴライズが完了したことになります♪


カテゴライズされた①~④について、計画に落とし込んでいきましょう!

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