受験勉強にやる気のなかった子が、自ら勉強を始めるようになった秘密
「授業を受けてから、うちの子は人が変わったように勉強に取り組むようになりました」というお言葉を頂いたことがあります。
今回は、生徒さんが自ら勉強に取り組むようになる“秘密”をご紹介します。
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「我が子を見てなんかイマイチ頑張っているように見えない...」
「やる気スイッチが入っていないように見える...」
このように感じている親御様は、やはり一定数いらっしゃいます。
安心してください。私の授業を受けた生徒さんの多くは、最初は同じように“やる気がない”状態でした。
ただ、どこかしら、みんな「勉強しなきゃいけないけど...」と頭の中では分かっています。
私がこれまで体験授業をしてきた中で、すぐに生徒さんの学習の姿勢が変わるパターンは大きく分けて2つあります。
1 やるべきことが明確になった時(受験戦略を知った)
2 伸びないと思っていた科目が、この取り組み方なら伸びるというイメージに切り替わった時
(例:正しい文章の読み方、やるべき課題の整理、自習方法の改善など)
どちらにも共通するのは理想(ゴール)へのルートが明らかになった時です。
「理想があって頑張りたいけど、どうしたら良いか分からない...」そんな人ほど、ゴールへのルートが明確になると、まるで人が変わったかのように勉強への姿勢も変わります。
一方、それでも努力できない、精神的に不安定になる...という状態に陥る生徒さんもなかにはいます。
その場合、その精神状態に陥る理由、課題を一緒に整理していくことが最優先となります。
少なくとも、他人から「やりなさい」と厳しく言い付けられて、やる気が上がる人を私は見たことがありません。
叱られる子ほど、目を離すとサボったり嘘をついたりしやすくなるため、かえって逆効果です。
一人ひとりに合った取り組み方があります。
そこにとことん寄り添うことが、最も効率的な近道です。
生徒さんから「親には言いたくないけど...実は〜〜〜なんです」という相談を受けたこともあります。
こうした本音を話せた瞬間こそ、人が本当に成長する時だと私は感じています。
その本音を受け止めつつ、最適な学習ルートを一緒に作っていくことが、合格への最短ルートです。