【大学受験直前】不安がつきまとう秋から冬
最近は夏が長く、秋が短いこの頃ですが、受験本番は着実に近づいてきています。
夏から、秋・冬に入るこの頃は、気温が下がって肌寒くなる影響もあってか、不安はどうしても大きくなりがちです。
この時期になると、
・不安になって、勉強できなくなってしまう
・模試の結果が思い通りにいかず、勉強に手が付かなくなる
そんな相談もよく受けます。
もちろん、その様子を見てさらに不安になってしまう親御様も多いものです。
不安なのは あなただけ ではなく、大なり小なり みんな不安を抱えています。
だから、自分だけが不安とは思わないでくださいね。
そして、すごく不安になっても受かる人は毎年います。
これまでの生徒さんの中で、共通テスト本番で志望校E判定、受験直前も「会場に行きたくない」と駄々をこねていた高校生(女性)ですら受かった子もいました。(親御様が何とか受験会場に車で送ってくださいました...)
不安な人の中でも私は大きく2つに分類できると考えています。
A やるべきことははっきりしているが、不安を抱えている
B やるべきことが分からず、地に足がついていない不安を抱えている
高校生の頃の私はBでした。
この状況の不安は、文字通り「地に足がついていない」ので非常に危険です。
AかB、どちらの状態にいるか確認する時、私は次のことを確認します。
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1 志望校の配点を把握し、どれくらい時間を割くべきか理解していますか?
2 志望校の過去問の内容から、どの問題集に取り組むべきか説明できますか?
3 今の自分の状況を踏まえると、優先すべきことが分かりますか?
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これらの質問にズバリ答えられるならば、不安は比較的小さくなると思います。
たとえ今は結果が出ていなかったとしても、やるべきことは明確になっているからです。
とくに不安が大きくなるのは「何から取り組めば良いか分からない」状態にハマった時です。
不安が大きくなってきた時こそ、立ち止まり、進むべき方向、戦略を見直す時なのかもしれません。