【大学受験】数学の成績が伸び続ける人が、早い段階からやっていること
大学受験において、
数学の成績が安定して伸びる人と、途中で止まる人がいる。
その違いは、問題数でも才能でもありません。
違いは、
「なぜその解法を選んだか」を説明できるかどうか
ここにあります。
解けることと、説明できることは違う
問題が解けた。
答えが合った。
それだけでは、実は不十分です。
本当に力がついている人は、
なぜその方針にしたのか
他の解法はなぜ選ばなかったのか
どの条件が決め手だったのか
を言葉にできます。
この差が、あとから大きく広がります。
なぜ「言語化」が重要なのか
心理学者
John H. Flavell
が提唱したメタ認知の研究や、
認知科学者
Michelene T. H. Chi
の自己説明効果の研究では、
自分の思考を言語で整理できる学習者ほど、成績が伸びる
ことが示されています。
数学のような思考科目では、
特にこの差が顕著に出ます。
早く取り入れるほど差がつく理由
数学は積み上げ型の科目です。
今日の理解の質は、
明日以降すべてに影響します。
言語化できる状態で学ぶ人は、
ミスの原因を特定できる
解法の選択理由を整理できる
次に似た問題が出たとき迷いにくい
一方で、言語化が曖昧なままだと、
できない理由が分からない
同じ間違いを繰り返す
勉強量の割に成果が出にくい
教育心理学では、
Keith Stanovich
が示した「マタイ効果」という概念があります。
早く有利な学習習慣を持った人ほど、
その後の伸びも大きくなる。
数学はまさにその典型です。
日頃、特に意識していること
数学を指導する中で、特に気をつけているのは、
✔ 解く前に「どう考えるか」を言葉にする
✔ 解いた後に「なぜその判断だったか」を振り返る
✔ ミスを感覚で済ませず、原因を分類する
という点です。
問題を解くこと自体よりも、
思考の使い方を整えることを重視しています。
これは数学に限った話でもありません。
早く取り入れれば、その後ずっと武器になりますし、
途中からでも、思考の整理ができた瞬間に伸び始めることも多い。
結局、差はどこで生まれるのか
大学受験で本当に差を生むのは、
「思考をどれだけ整理できているか」
そしてその習慣は、
始めた時点から積み重なっていきます。
もし今、
勉強しているのに伸び悩んでいる
数学に手応えがない
何が足りないのか分からない
と感じているなら、
解き方そのものよりも、
考え方の扱い方を一度見直してみてもいいかもしれません。
成績は、思考の質に比例します。