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こんな生徒さんにおすすめ!
- 古文はつまらないと感じている方
- 古文の読解を基礎から始めたい方
- 古典文法を最初から復習したい方
内容
月額同コース(月4回)+1回 計5回を同一価格で提供します。新2年生、新3年生のみなさん、春休みにいかがでしょうか?
今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。野山にまじりて竹をとりつつ、よろづのことに使ひけり。
名をば、さぬきの造となむいひける。その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。
あやしがりて、寄りて見るに、筒の中光りたり。それを見れば、三寸ばかりなる人、
いとうつくしうてゐたり。
誰もが知っている『竹取物語』の冒頭です。古文を嫌いになってしまったのは、この時からですか?それともこの頃はまだ「あっ!かぐや姫の話だ!」と、わくわくしていたでしょうか?
この教材は初めて古文を本格的に読む教材なので、文法的な指導事項がとても多いのです。歴史的仮名遣い、過去の助動詞「けり」、存続の助動詞「たり」、断定の助動詞「なり」。さらに「翁」「よろづ」「うつくし」「ゐる」などの古文単語。おまけに、「なむ」→「ける」の係結びの法則。
でも今改めて読んでみると、疑問がいくつも浮かんできます。「翁は竹を斜めにすぱっと切ったんじゃなくて、おそるおそる節目ぎりぎりで切ったんじゃないか?だって竹の根元と筒の中が光っているから。」「筒の中光たりという表現から、もしかしたら筒の中が透けて見えたんじゃないか?」「絵本だと十二単(じゅうにひとえ)を着ていたけど、小さい女の子か赤ちゃんだったんじゃないか?」「竹が光ってるんじゃなくて、女の子が光ってるんじゃないかな?」
文法事項を教えることに終始して、『竹取物語』を読む楽しさを奪ってしまったのではないか?
古典(古文、漢文)嫌いにしてしまった要因は、しっかり読解することをおろそかにして、文法事項を押し付けてしまったことかもしれません。古文を読みたいという知的好奇心が先にあって、そのために文法を学ぶ。本来はそうあるべきです。
奇想天外、抱腹絶倒とまではいきませんが、読んでおもしろい古文を集めました。文法事項は最小限で段階的に、文章は平易で読みやすい「今昔物語集』から始めましょう!
[予定教材]
①『今昔物語集』「池の尾の禅珍内供の鼻の語」
芥川龍之介の『鼻』の元になった話。高僧の鼻をゆでるシーンが気持ち悪いです。
②『堤中納言物語』「虫めづる姫君」
身分の高い姫君なのに、男の子と一緒に毛虫をかわいがる。この姫君の台詞もまた良き。
③『更級日記』「源氏物語」
ずっと読みたかった『源氏物語』を手に入れて、夢中で読む様子に共感します。はずむような文体も魅力的。
④『紫式部日記』「清少納言」
『源氏物語』の作者、紫式部の日記です。紫式部が清少納言をライバル視していたことを裏付ける部分です。現代だったら炎上必至です。
⑤『今昔物語集』「平定文、本院の侍従に懸想せし語」
教科書には載らない話。でも一度読んだら一生忘れない衝撃があります。下品でとんでもないけれど、恋におぼれる男の悲哀があふれます。
💬 マナリンクのチャットで、進捗状況をお知らせします。
よくある質問
決まった教材はありますか?
学校で使っている文法書と国語便覧を使います。本文はこちらで用意します。
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