誰も教えない英検準1級語彙戦略:不正解選択肢が持つ合格の鍵

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2025/4/17

英検準1級合格への道:

語彙・熟語対策で最短合格を目指す

英検準1級に挑戦する皆さん、こんにちは。今回は準1級合格のための効果的な学習法、特に読解問題における語彙・熟語セクションの攻略法についてお話しします。


語彙力が合否を分ける


準1級の読解問題には18問の語彙・熟語問題があり、その内訳は語彙が14問、熟語が4問です。この割合からも明らかなように、語彙力の強化が最優先事項です。


2級レベルの単語をまず完璧に

準1級合格への近道は、実は2級までの単語をしっかり固めることから始まります。多くの受験生が準1級の勉強を始める際、2級の単語をまだ完全に習得していないことがあります。まずは2級の単語帳を見直すか、『英単語ターゲット1900』などの受験用単語帳で基礎を固めましょう。


過去問の効果的な活用法

過去問を解く際、単に答え合わせをして正解の選択肢を確認するだけでは非常にもったいないです。合格への近道は、不正解の選択肢にも注目することです。これらの「はずれ」の選択肢には、2級レベル、準1級レベル、さらには1級レベルの単語が含まれていることがあります。


注目すべき点は、多くの受験生が1級レベルの単語を正解だと勘違いして選んでしまうことです。見たことがない単語だから重要そうに感じたり、「この問題がわからないのはこの単語を知らないからだ」と思い込んだりするのです。しかし、あくまでも試験レベルに合った単語が正解となるのです。準1級の試験では、出題されるのは準1級レベルまでの単語であり、1級レベルの難しい単語は「はずれ」の選択肢として機能していることが多いのです。


さらに重要なのは、一度正解だった選択肢は数年間再び正解として出題されない傾向がありますが、不正解だった選択肢は次回以降の試験で正解として出題される可能性が高いということです。私が指導した70名ほどの準1級受験生は、この方法で全員が合格を勝ち取っています。


熟語対策は効率よく

熟語問題は4問と少ないですが、大学入試やその他の英語試験と同様、一般的な受験生にとって馴染みのないものも出題されます。単語帳に掲載されていない熟語も頻出します。対策としては、『英検準1級でる順パス単』や『出る順で最短合格!英検準1級単熟語EX』などの熟語セクションを覚えるのが効果的です。


それでも出題された熟語を知らない場合は、動詞と前置詞や副詞の組み合わせから意味を推測するしかありません。ただし、熟語の学習に過度に時間をかけるのはお勧めしません。熟語よりも単語を覚えた方が、他の読解問題や英作文にも応用できる可能性が高いからです。


語彙力の応用で印象アップ


準1級レベルの単語を使って英作文が書けると、採点者に非常に良い印象を与えることができます。語彙力は単に問題を解くためだけでなく、自分の英語力を表現するためにも重要なのです。

効率的な学習のポイント


  1. 2級レベルの単語を完璧にマスターする
  2. 過去問の不正解選択肢も積極的に覚える
  3. 熟語は頻出のものを中心に効率よく学ぶ
  4. 学んだ語彙を英作文に活かす練習をする
  5. 準1級レベルに合った単語に焦点を当てる




準1級は決して難しい試験ではありません。効率的な学習方法で、最短距離で合格を目指しましょう。


おわりに


英検準1級を最短で合格したい方は、ぜひ私のコースをお勧めいたします。2級に合格していれば十分チャンスはあります。正しい学習法と効率的な単語の覚え方で、あなたも必ず合格できます!

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