【東京医科大学受験生必見】2025年英語入試で90%取る方法|偏差値67.5→合格率96.2%の秘密と不正入試後の門戸開放で狙い目に!新宿立地で6年間学ぶ魅力も解説

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2025/6/27

【2025年最新完全版】東京医科大学英語入試が激変!65%→80-90%必要な理由と不正入試問題の影響を徹底解説

はじめに:東京医科大学の歴史的大転換

東京医科大学医学部医学科の英語入試に、今まさに医学部受験界を震撼させる歴史的な変化が起きています。

かつて65%の得点で合格可能だった英語試験が、現在では**80%から90%**という高得点が必要になっているのです。この劇的な変化は、単なる難易度調整ではありません。2018年に発覚した「不正入試問題」を機に、東京医科大学が行った抜本的な教育改革の結果なのです。

本記事では、なぜ東京医科大学の英語試験がこれほど簡単になったのか、そして受験生にとって何を意味するのかを、最新データと独自分析で詳しく解説します。

目次

  1. 東京医科大学の基本情報と魅力
  2. 英語入試の劇的変化を数字で検証
  3. なぜ英語試験が「基礎レベル」になったのか
  4. 2018年不正入試問題の全貌
  5. 医学部界全体への影響と改革
  6. 受験生にとっての大きなチャンス
  7. 東京医科大学英語完全攻略法
  8. 2025年度入試の展望と対策
  9. 他の医学部との徹底比較
  10. まとめ:新生東京医科大学への挑戦


東京医科大学の魅力と基本情報

東京一等地のプレミアム立地

東京医科大学は東京副都心「新宿」の地で6年間学べる好環境です。1916年東京、新宿の地で建学した東京医科大学は、100年をこえる歴史を誇ります。

新宿キャンパスでは閑静な住宅街にあり、喧騒とした新宿の街にあるとは思えない環境ですが、新宿の中心にも近く、また、各地下鉄などの駅にも近いため学生生活を送るには最適です。

**西新宿キャンパス(東京医科大学病院)**は令和元年 (2019年)に開院した新大学病院。西新宿の高層ビル群の中に位置し、地下鉄「西新宿」駅に直結する都市型の大学病院です。


抜群のアクセス環境

➤ 西新宿駅:東京メトロ丸ノ内線 西新宿駅(東京医大病院前)下車 2番出口 または E5番出口よりすぐ

➤ 都庁前駅:都営大江戸線 都庁前駅 下車 A7番出口より徒歩約7分

➤ 新宿駅:徒歩:新宿駅西口より約10分 タクシー:新宿駅西口より約5分


偏差値と医師国家試験合格率

東京医科大学の偏差値は55~68。学部ごとの偏差値としては、医学部の偏差値は55~68となっている。共通テスト得点率は73~87%。

医師国家試験合格率は令和6年度 医師国家試験 新卒合格率 96.2 %(全国平均95.0%) *過去12年間、医師国家試験 新卒合格率 平均 96.6 %(全国平均94.2%)と、全国平均を上回る優秀な実績を誇っています。


東京医科大学英語入試の劇的変化を数字で徹底検証

合格最低点の推移が物語る真実

東京医科大学の一般選抜における合格者最低点は以下の通りです:

📊 最新の合格最低点データ

➤ 2025年度:一次試験261点/400点、二次試験326点/500点

➤ 2024年度:一次試験270点/400点、二次試験336点/500点

➤ 2023年度:一次試験240点/400点、二次試験312点/500点

➤ 2022年度:一次試験273点/400点、二次試験340点/500点


英語科目の得点率要求の激変

2025年度入試では、英語について「昨年度まで出題されていたアクセント問題が消滅し、4題構成となった。その代わり大問4の文章量が増加したが、文章そのものは総じて読みやすく、60分という解答時間を考えても例年よりスムーズに処理することができただろう。昨年比で言っても易化で、一次通過には80%以上の得点が望まれる(理科が激しく難化したため、英語では落とせない)。」

さらに「英語が得意な受験生なら80%以上の得点が期待されて当然」とまで言われており、英語での確実な高得点が合格への必須条件となっています。


競争率の激化と志願者数の驚異的回復

📈 志願者数の推移

➤ 2024年度:2,797名(前年比+16.7%増)

➤ 2023年度:2,537名

➤ 2022年度:2,173名

➤ 2021年度:1,765名(不正入試問題の影響で最低)


不正入試問題発覚後、一時的に激減した志願者数は着実に回復し、現在では問題発覚前の水準を上回る勢いとなっています。

⚡ 競争倍率の激化

➤ 2024年度:合格実質倍率13.0倍

➤ 2023年度:合格実質倍率12.8倍

➤ 2022年度:合格実質倍率7.9倍

➤ 2021年度:合格実質倍率5.6倍


この数字が示すように、東京医科大学の人気は完全に復活し、むしろ以前よりも競争が激化しています。


なぜ英語試験が「めちゃくちゃ簡単」になったのか

門戸開放政策の真の狙い

東京医科大学が英語試験を基礎レベルに落とした理由は明確かつ戦略的です:

🎯 公正性の確保

不正入試問題を二度と起こさないため、特別な難問対策よりも基礎的な英語力の確実な定着が合格の鍵となるよう設計されました。

🎯 多様な受験生への配慮

医学部予備校関係者の分析によると、東京医科大学に合格している生徒の共通の特徴として他大学も含め複数校に合格している印象が強い。ある一定の学力レベルまでの底上げにより再受験生も含めしっかりと門戸を拡げられている入試となっている。


基礎重視の出題傾向への転換

東京医科大学の英語問題は、例年形式は一定しており、文法と長文が中心なので対策も立てやすいのですが、分量が年々増加傾向にあります。試験時間が60分であることを考えると、問題量は医学部の中でもかなり多めで、要領良く解く必要があるでしょう。

しかし、問題の難易度自体は基礎レベルに設定されているため、しっかりと準備すれば確実に高得点が狙えるようになっています。


研究重視の大学としての側面

本学では、「患者に優しい医療」をテーマに全学的に医学研究を推進しています。研究活動の推進のため「医学総合研究所」を設置し、基礎医学研究を強力に推進するとともに、学内の研究の推進を全学的にサポートしています。

東京医科大学は単なる医師養成機関ではなく、最先端医療研究を担う研究者育成にも力を入れています。そのため、入試でも基礎力を確実に身につけた学生を求めているのです。


2018年不正入試問題:東京医科大学の暗黒史と完全清算

事件の全貌

2018年7月、息子を東京医科大学に裏口入学させ、局長が逮捕された文部科学省汚職事件をきっかけに、読売新聞が東京医大に関する疑惑を独自に探った調査報道により、不正入試が明らかとなった。

この事件は単なる裏口入学にとどまらず、組織的な女性差別と多浪生差別が長年にわたって行われていたことが判明する、日本の医学部史上最大のスキャンダルとなりました。


女性受験生への一律減点の実態

報道を受けて同月、東京医科大学が女子に対して一律減点をしていたことを内部調査の結果として公表。

この差別的な取り扱いは、単に点数を下げるだけでなく、女性の医師としての能力を軽視する深刻な人権問題でした。


裁判での大学敗訴と損害賠償

2022年9月9日、東京地裁は性別を理由に差別的な取り扱いを受けた精神的な苦痛を認め、「性別という自らの努力や意思によって変えることのできない属性を理由として、女性の受験者を一律に不利益に扱うものであって、性別による不合理な差別的取扱いを禁止した教育基本法4条1項及び憲法14条の趣旨に反するもの」として、東京医科大学に損害賠償の支払いを命じました。


裏口入学の実態

2018年12月31日、自民党の赤枝恒雄元衆議院議員が報道機関の取材に答え、「10年ほど前から、約20人の同窓生の子の合格を当時の理事長に依頼した」と、裏口入学の口利きの事実を明らかにした。

「あの事件以来、露骨な裏口入学はほぼなくなった」と話すのは有名私大医学部の元教授。現在では、このような不正は完全に排除されています。


不正入試問題後の医学部界全体の大変革

全国10大学での不正発覚

文部科学省が全国81大学を調査したところ複数の大学が不適切な得点調整をしている疑いが生じた。その後、2018年10月15日に昭和大学(現・昭和医科大学)、11月22日に神戸大学、12月8日に岩手医科大学、金沢医科大学、福岡大学、12月10日に順天堂大学、北里大学、12月12日に日本大学、聖マリアンナ医科大学が相次いで得点調整を公表し、計10大学の医学部が募集要項には記載のない不適切な得点調整を行っていたことが明らかとなった。


文部科学省による継続監視体制

医学部の裏口入学事件と不正入試問題を受け、性別や年齢を理由にした入試での不正な取り扱いを禁じる全学部共通ルールを制定しました。

現在でも文部科学省は毎年、全国の医学部について男女別の合格率を調査し、不正が行われていないかチェックを続けています。


業界全体の透明性向上

この調査によると、不正入試のうち女子差別を指摘された4校は2019年度には女子の合格率のほうが男子を上回っており、女子についての不正は改善されたと言えそうです。


受験生にとっての大きなチャンス

完全実力勝負の時代到来

不正入試問題の解決により、東京医科大学の入試は完全に実力勝負となりました。性別、年齢、出身校、家庭の経済状況に関係なく、純粋に学力のみで評価される公正な入試が実現しています。

再受験生への門戸開放

特に注目すべきは、再受験生への配慮です。以前は年齢による不利益を受けていた再受験生も、現在では完全に公平な評価を受けています。


女性受験生の活躍

女性差別が完全に撤廃されたことで、女性受験生にとって真に公平な競争環境が整いました。能力のある女性が正当に評価される時代となっています。


英語で差をつける絶好の機会

英語が基礎レベルになったことで、英語が得意な受験生にとっては大きなアドバンテージとなっています。基礎を確実にマスターした受験生が、理科の難化に対して英語でカバーできる戦略的な入試構造となっています。


東京医科大学英語完全攻略法

出題形式の特徴

東京医科大学の英語問題は、例年形式は一定しており、文法と長文が中心なので対策も立てやすい特徴があります。

📝 2025年度の変更点

昨年度まで出題されていたアクセント問題が消滅し、4題構成となった。その代わり大問4の文章量が増加したが、文章そのものは総じて読みやすく、60分という解答時間を考えても例年よりスムーズに処理することができただろう。

基礎固めが最重要の理由

東京医科大学の英語で高得点を取るためには、難問対策よりも基礎の完璧な定着が重要です。

📚 推奨する学習法

基礎文法の徹底

➤ 基礎から標準レベルの文法問題集を完璧にマスター

➤ 基本単語2000語の確実な定着

➤ 熟語・構文の基礎レベル完成

長文読解力の向上

➤ 医療系題材に慣れる

➤ 速読と精読のバランス

➤ 60分という時間制限への対応

発音・アクセント対策

➤ 昨年度まで出題されていたアクセント問題が消滅し、4題構成となったものの、基礎的な発音知識は依然として重要です。


時間配分戦略

⏰ 60分の効率的な使い方

➤ 大問1(文法・語法):10分

➤ 大問2(長文読解1):20分

➤ 大問3(長文読解2):20分

➤ 大問4(長文読解3):10分


頻出テーマ対策

🏥 医療系長文への対応

  東京医科大学では医療・医学に関連した長文が頻出です。基本的な医療用語や医学倫理に関する語彙を身につけておくことが重要です。


2025年度入試の展望と対策

さらなる競争激化が予想

  2025年度一般入試では70名、共通テスト利用で9名以内という他の医学部と比較して少ない募集人数に加え、東京の一等地に位置するという立地の良さから、より厳しい競争となる可能性が高いです。


目標得点率の設定

🎯 科目別目標得点率

➤ 英語:85%以上(確実に高得点を狙う)

➤ 数学:70%以上

➤ 理科:65%以上(難化傾向のため)

➤ 総合:70%以上


小論文・面接対策

📝 小論文対策のポイント

  東京医科大学の小論文は、60分で資料文型の出題となっております。2024年度は医学関連の専門書籍より出題されました。ここ数年は、医学的な文献、書籍が取り扱われています。例年600字の論述問題になっており、医療や人間にまつわる題材の文章からの出題が多い傾向です。最低限の医療用語の確認や600字に短時間でまとめる論理構成力を養う必要があります。

🗣️ 面接試験の特徴

  東京医科大学の面接は、MMI(マルチプル・ミニ・インタビュー)形式が含まれる特徴的な試験です。医師としての適性や倫理観が重視されます。


他の医学部との徹底比較

不正入試問題の影響範囲

東京医科大学以外にも、以下の大学で不正入試が発覚しました:

➤ 順天堂大学

➤ 昭和大学

➤ 日本大学

➤ 聖マリアンナ医科大学

➤ 北里大学

➤ 岩手医科大学

➤ 金沢医科大学

➤ 福岡大学

➤ 神戸大学


志願者数への影響比較

  多くの医学部の志願者が大幅に減少するなか、昭和大と福岡大では、若干数ではありますが、前年を上回る志願者が集まる結果となりました。出願状況の途中経過や最終志願者数を公表するなど、受験生に寄り沿う真摯な姿勢が評価されたのかもしれません。


偏差値・難易度の比較

🏥 首都圏私立医学部偏差値比較

➤ 慶應義塾大学:72.5

➤ 東京慈恵会医科大学:70.0

➤ 日本医科大学:70.0

➤ 順天堂大学:67.5

➤ 東京医科大学:67.5

➤ 昭和大学:67.5


東京医科大学は首都圏私立医学部の中でも上位グループに位置し、高い教育水準を維持しています。

まとめ:新生東京医科大学への挑戦

変革の真の意味

  東京医科大学の英語入試が「めちゃくちゃ簡単」になったのは、過去の不正を清算し、真に公正で透明性の高い入試制度を構築するための戦略的な判断でした。

  この変化は、日本の医学部教育史において極めて重要な転換点となっています。


合格への道筋

🎯 重要なポイント総括

➤ 英語の難易度低下は門戸開放政策の結果

➤ 英語は基礎レベルでも80-90%の高得点が必要

➤ 不正入試問題の解決により完全実力主義へ

➤ 再受験生や女性受験生にも公平な機会

➤ 競争率は上昇傾向で油断は禁物

➤ 東京一等地という立地的魅力で志願者増加

➤ 医師国家試験合格率96.2%の実績


新しい時代の医師育成

  本学では、「患者に優しい医療」をテーマに全学的に医学研究を推進しています。現在の東京医科大学は、過去の汚名を返上し、真に優秀な医師を育成する教育機関として生まれ変わろうとしています。

受験生へのメッセージ

  英語が基礎レベルになったからといって決して楽になったわけではありません。むしろ、基礎を確実にマスターした受験生だけが合格を勝ち取れる、真の実力勝負の時代が到来したのです。

🔥 成功への鍵

➤ 基礎の完璧な定着

➤ 英語での確実な高得点

➤ 医学への強い志と倫理観

➤ 継続的な学習習慣

  この変化をチャンスと捉え、しっかりとした準備で東京医科大学合格を目指しましょう。新生東京医科大学は、真に医学を志す全ての受験生に門戸を開いています。


最新入試情報の重要性

  医学部入試は年々変化しています。本記事の情報は2025年最新のものですが、必ず大学公式サイトで最新の入試要項を確認してください。

📞 お問い合わせ先

東京医科大学 アドミッションセンター

TEL:03-3351-6141(代)

E-mail:adc@tokyo-med.ac.jp

この記事は2025年最新の入試情報と公式データに基づいて作成されています。医学部受験は人生を左右する重要な選択です。正確な情報収集と十分な準備で、夢の実現を目指してください。


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