【2025年最新】英語・国語2科目入試で慶應青学法政合格!英検準1級+共通テスト8割で狙える大学一覧と攻略法

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2025/7/17

英語と国語だけで難関大学合格は可能?

2科目入試の現実と対策完全ガイド

【結論】英検準1級ノー勉レベル+共通テスト国語8割なら十分戦える

大学受験において「英語と国語の2科目だけで受験できる大学があるなら、負担が軽くて楽そう」と考える受験生は多いでしょう。しかし実際のところ、2科目入試は思っているほど簡単ではありません。

本記事では、英語と国語の2科目入試で難関大学合格を目指す受験生に向けて、必要な学力レベルから具体的な対策方法まで詳しく解説します。特に英検準1級をノー勉で合格できるレベル、共通テスト国語で8割正解できるレベルを基準として、現実的な合格可能性を分析していきます。

2科目入試とは?基本的な仕組みを理解しよう

2科目入試の定義と特徴

2科目入試とは、大学が指定する教科科目の中から同じ教科に含まれない2つの科目を選択して受験する方式のことです。一般的な大学入試では3教科以上が課されることが多いですが、2科目入試では受験科目を絞ることができます。

最も多く見られるパターンが「英語+国語(現代文)」の組み合わせです。この方式は受験生の負担を軽減しつつ、得意分野で勝負できるという特徴があります。


東京の主要大学における2科目入試の現状

東京の私立大学では多くの大学が2科目入試を導入しています。特に注目すべき大学をピックアップすると以下のようになります。

慶應義塾大学

  • 慶應SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合政策学部と環境情報学部では、英語または数学のいずれか一科目と小論文だけで受験可能です。配点はそれぞれ200点で、文系志望者は英語+小論文で挑むことになります。

青山学院大学

  • 文学部の複数学科で2科目入試を実施しており、英米文学科では英語200点+国語100点、フランス文学科では英語200点+国語200点となっています。

中央大学

  • 総合政策学部、国際経営学部、国際情報学部で2科目入試を導入。特に国際経営学部では英語200点+国語100点の配点となっています。

法政大学

  • T日程(全学部統一入試)では多数の学部で英語150点+国語100点の2科目受験が可能です。法学部、経済学部、文学部、社会学部、経営学部など幅広い学部が対象となっています。


英検準1級ノー勉合格レベルの英語力分析

英検準1級の実際の難易度

英検準1級をノー勉で合格できるレベルというのは、実際にはかなり高い英語力を示しています。英検準1級は大学中級程度とされており、語彙数は約7500〜9000語が必要とされます。

このレベルの受験生であれば、以下のような能力を持っていると考えられます。

語彙力

  • 学術的な文章や抽象的な概念を含む英文を理解できる語彙力を有している

読解力

  • 長文読解において、論理的な構造を把握し、筆者の主張や意図を正確に読み取ることができる

文法力

  • 複雑な文構造や仮定法、関係詞などの高度な文法事項を正確に理解している

リスニング力

  • ナチュラルスピードの英語を聞き取り、内容を正確に理解できる


難関私立大学英語との比較

英検準1級レベルの英語力があれば、多くの難関私立大学の英語試験に対応可能です。ただし、大学受験の英語には独特の傾向があることも理解しておく必要があります。

語彙の傾向

  • 大学受験英語では学術的な語彙に加えて、時事問題や社会問題に関連する語彙が頻出します

長文読解の特徴

  • 1つの長文が800〜1200語程度と長く、複数のパラグラフにわたって論理的に構成された文章を読解する必要があります

設問の形式

  • 内容一致問題、空所補充問題、語句整序問題など、様々な形式の設問に対応する必要があります


共通テスト国語8割レベルの実力分析

共通テスト国語の構成と難易度

共通テスト国語で8割正解できるレベルは、非常に高い国語力を示しています。共通テスト国語は現代文(評論・小説)、古文、漢文から構成され、200点満点で実施されます。

8割正解ということは160点以上を安定して取得できる実力を意味し、これは上位15%程度に相当する高いレベルです。

現代文の実力

  • 論理的思考力に基づいた読解力があり、筆者の主張や文章構造を正確に把握できる

古文の実力

  • 基本的な古典文法と重要古語を理解し、文脈から意味を推測する力がある

漢文の実力

  • 句法や重要語句を理解し、書き下し文や現代語訳を正確に行える


私立大学国語との違い

多くの私立大学の2科目入試では、国語は「現代文のみ」の出題となっており、古文や漢文は含まれません。これは共通テスト国語8割レベルの受験生にとって有利な条件と言えます。

出題範囲の絞り込み

  • 古文・漢文の学習時間を現代文の強化に充てることができる

専門性の向上

  • 現代文に特化した深い読解力を身につけることが可能

時間配分の最適化

  • 古文・漢文にかかる時間を現代文に集中させることで、より質の高い解答が可能


2科目入試の現実的な難易度

高得点率が要求される厳しい現実

2科目入試では科目数が少ない分、各科目で高い得点率が要求されます。一般的に以下のような得点率が必要とされています。

難関私立大学の場合

  • 英語で80%以上、国語で75%以上の得点率が必要

中堅私立大学の場合

  • 英語で75%以上、国語で70%以上の得点率が必要

合格最低点の高さ

  • 3科目入試よりも合格最低点が高く設定される傾向があり、1科目でも失敗すると合格が困難になる


競争相手のレベルの高さ

2科目入試を選択する受験生の多くは、英語や国語に高い自信を持つ受験生です。そのため競争相手のレベルが非常に高くなります。

英語得意者の集中

  • 帰国子女や英語圏での学習経験者も多く受験する

国語得意者の参入

  • 文系科目に特化した高い能力を持つ受験生が集中する

平均点の上昇

  • 受験者レベルが高いため、試験の平均点も通常より高くなる傾向がある


英検準1級+共通テスト8割レベルでの合格可能性

基準レベルでの各大学合格可能性

英検準1級をノー勉で合格できるレベル、かつ共通テスト国語で8割正解できるレベルの受験生であれば、以下のような合格可能性が期待できます。

慶應義塾大学SFC

英語力は十分だが、小論文対策が重要。小論文で高得点を取れれば合格可能性は高い

青山学院大学文学部

英語力、国語力ともに基準を満たしており、合格可能性は十分にある

中央大学国際系学部

基準レベルであれば合格ラインに達している可能性が高い

法政大学T日程

基準レベルなら多くの学部で合格圏内に入ると考えられる


さらなる上積みの必要性

基準レベルに達していても、より確実な合格のためには以下の上積みが重要です。

英語のさらなる強化

  • 英検準1級合格レベルから英検1級レベルへの押し上げ

国語の安定性向上

  • 共通テスト8割から9割レベルへの底上げ

過去問演習の徹底

  • 各大学の出題傾向に特化した対策の実施


具体的な学習戦略と対策方法

英語学習の戦略的アプローチ

語彙力の継続的強化

  • 大学受験レベルの語彙集を使用し、1日100語のペースで語彙を増強する

長文読解力の向上

  • 毎日1000語レベルの長文を1〜2題解き、読解スピードと精度を向上させる

文法の完全習得

  • 基本文法から応用レベルまで、文法問題集を3周以上繰り返す

過去問分析と演習

  • 志望校の過去問を最低5年分は解き、出題傾向と時間配分を把握する


国語学習の効率的進め方

現代文読解技術の習得

  • 論理的思考に基づく読解方法を体系的に学習する

語彙力と常識の拡充

  • 現代文に頻出する語彙や背景知識を計画的に身につける

記述問題対策

  • 字数制限内で的確に要点をまとめる技術を習得する

時間管理能力の向上

  • 制限時間内で正確に解答する能力を養成する


併願戦略と受験校選択

リスク分散の重要性

2科目入試は高得点勝負になりやすいため、適切な併願戦略が不可欠です。

難易度レベルの分散

  • 難関校、中堅校、安全校をバランスよく組み合わせる

試験日程の調整

  • 第一志望校の前に練習として受験できる大学を選択する

入試方式の多様化

  • 2科目入試だけでなく、3科目入試も併用してチャンスを広げる


志望校決定の考慮要素

学部・学科の適性

  • 自分の将来目標と各大学の教育内容との適合性を重視する

キャンパス環境

  • 通学のしやすさや設備の充実度も考慮に入れる

就職実績

  • 卒業後のキャリア形成に与える影響を調査する


2科目入試成功のための心構え

精神的な準備と対策

プレッシャー管理

  • 少ない科目数ゆえのプレッシャーに対処する方法を身につける

集中力の維持

  • 長期間にわたって高いモチベーションを保持する技術を習得する

失敗への対処法

  • 1科目の失敗が全体に与える影響を最小限に抑える心構えを持つ


効率的な時間管理

学習計画の立案

  • 限られた科目に集中して学習効果を最大化する計画を作成する

進捗管理システム

  • 定期的な模試や確認テストで学習進度を客観的に把握する

柔軟性の確保

  • 計画の修正や調整に対応できる余裕を持った スケジュール設定を行う


まとめ〜英語準1級+国語8割レベルでも油断は禁物

  英検準1級をノー勉で合格できるレベル、かつ共通テスト国語で8割正解できるレベルの受験生であれば、東京の多くの私立大学の2科目入試で合格可能性は十分にあります。

  しかし、2科目入試は決して「楽な入試」ではありません。科目数が少ない分、1つ1つの科目で高い完成度が要求され、競争相手のレベルも非常に高くなります。

  成功のためには基準レベルに満足せず、さらなる学力向上を目指すとともに、戦略的な受験校選択と綿密な学習計画が不可欠です。

  適切な準備と明確な戦略があれば、英語と国語の2科目入試で難関大学合格は十分に実現可能です。自分の強みを活かしながら、着実に準備を進めていくことが成功への道となるでしょう。

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