【2025年度最新】近畿大学全学部統一試験英語の大問別傾向と対策完全ガイド|偏差値45から本番で80点突破の勉強法

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2025/8/20

【2025年度最新版】近畿大学全学部統一試験 英語 完全攻略ガイド

目次

1.2025年度試験の最新概要

2.圧倒的な出題傾向分析

3.大問別超詳細攻略法(7分野完全制覇)

会話文問題(大問1)完全攻略

中文空所補充(大問2)詳細対策

文法語法問題(大問3)パーフェクト対策

同意文選択(大問4)高得点戦略

語彙力問題(大問5)最強対策法

整序英作文(大問6)必勝テクニック

長文読解(大問7)完全マスター法

4. 時間配分の極意と解答順序戦略

5. 最新配点分析と目標得点設定

6. 学習計画とおすすめ参考書

7. 合格を確実にする最終対策


1. 2025年度試験の最新概要

基本情報

近畿大学全学部統一試験英語は、制限時間60分、大問7題構成で、完全マーク式(記述問題なし)、配点100点満点で実施されます。公募制推薦と一般入試の問題は完全に同じ構成です。

2025年度の重要変更点

2025年度入試では、医学部前期の志願者数が前年度の1,994名から1,569名に大きく減少しており、他学部においても競争状況に変化が見られます。これは受験生にとって合格チャンスが拡大していることを示唆しています。

問題構成の安定性

問題構成は長年変わらず、大問1(会話)、大問2(中文の穴埋め)、大問3(文法)、大問4(同意文の選択)、大問5(語彙力)、大問6(整序英作文)、大問7(長文)の7題で安定しています。


2. 圧倒的な出題傾向分析

難易度レベル

問題のレベルは「平易~標準的」で、語彙レベルも標準的なものがほとんどです。極端な難問や見たこともないような語彙が出題されることはないため、頻出問題をしっかり押さえることが重要です。

特徴的な出題バランス

近畿大学の英語は他大学と比較して、長文読解よりも文法・語彙問題の配点が高いのが特徴です。大問1~6までは文法を問われる内容と空欄補充問題で構成されており、文法の比重が同偏差値帯の大学より非常に高くなっています。

時間的制約

60分で大問7題と多いため、時間配分に注意が必要です。基本的な知識がしっかりできていればスラスラと解ける問題が多いため、基礎固めで時間短縮を図ることが合格の鍵です。


3. 大問別超詳細攻略法(7分野完全制覇)

会話文問題(大問1)完全攻略

出題パターン詳細分析

長めの会話文で空所を埋める問題が2パターン出題されます。会話をイメージしながら読むことが重要で、設問箇所の前後の会話を読むだけでほとんど解くことができます。

攻略テクニック

会話問題には2つのパターンがあります。1つ目は「会話特有のフレーズを聞かれる会話問題」、2つ目は「会話特有のフレーズを聞かれない会話問題」です。近畿大学では会話表現は出題されにくい傾向があります。

具体的解法手順

全体の流れを素早く把握します。次に空所前後の文脈を重点的に分析し、論理的つながりを意識した選択肢選択を行います。語彙・内容とも平易なものが中心ですが、比較的長めの対話文のため、会話をイメージしながら読む練習が必要です。

目標時間と正答率

解答時間目安は8~10分、目標正答率は90%以上です。


中文空所補充(大問2)詳細対策

問題特性の完全理解

約150語の中ぐらいの長さの文で空所補充が出題されます。本文の複数箇所から判断するケースもあり、単語、熟語の知識がしっかりしていれば正解できる問題です。

解答戦略の革新的アプローチ

効果的な解法として、「選択肢を先に見て品詞を確認→本文前後を確認→本文読む」の順序で取り組むことが推奨されます。

段階別攻略法

  • 第一段階は選択肢分析フェーズです。各選択肢の品詞を即座に判別し、語彙レベルの確認を行います。
  • 第二段階は文脈読解フェーズです。空所前後の文の論理関係を把握し、文法的制約を確認します。
  • 第三段階は最終決定フェーズです。意味的適合性の検証と文法的正確性の確認を行います。

頻出出題分野

前置詞の用法、動詞の時制・態、関係詞の選択、接続詞・副詞の使い分けが頻出です。

目標設定

解答時間目安は8~10分、目標正答率は80%です。



文法語法問題(大問3)パーフェクト対策

出題範囲の徹底分析

短文の空所補充形式で、出題は教科書レベルの文法事項が中心です。単語・文法の基礎知識がしっかりしていれば問題なく解答できる内容です。

学習戦略の最適化

高3秋までに文法問題集を2周完了し、9月以降は総合演習にシフトするのが理想的です。

重要文法項目ランキング

  •  最重要は時制・態で、現在完了と過去形の使い分け、受動態の様々な形が頻出です。
  • 次に重要な準動詞では、不定詞・動名詞・分詞の用法、意味上の主語の処理が問われます。
  • 関係詞では関係代名詞と関係副詞の選択、先行詞の特定が出題されます。
  • 仮定法は基本的な仮定法過去・過去完了、wish構文が中心です。
  • 比較では最上級・比較級の基本用法が出題されます。

目標設定

解答時間目安は4~5分、目標正答率は95%以上です。



同意文選択(大問4)高得点戦略

問題形式の深層理解

与えられた文と内容が一致する選択肢を選ぶ問題で、提示文に少し難しい語彙が使われることがあります。選択肢に知らない語があると致命的になるため、選択肢優先で語彙を覚えることが重要です。

攻略の核心技術

語彙力強化戦略として、過去問選択肢の語彙を全て暗記し、類義語・対義語のセット学習を行います。また、動詞の言い換えパターン、形容詞・副詞の同義表現の習得が重要です。

解答テクニック

提示文の核心部分を特定し、選択肢で使われている語彙の意味確認を行います。構文の変化を見抜き、否定表現の変換に注意します。

頻出パターン分析

能動態と受動態の変換、肯定文と否定文の変換、複文と単文の変換、時制の一致確認が頻出です。

目標設定

解答時間目安は4~5分、目標正答率は85%以上です。


語彙力問題(大問5)最強対策法

独特な出題形式の完全解説

問題として(a)と(b)の2つの文が提示されます。(a)は「その単語の定義」が書かれており、英語を英語で説明している文(英英辞典のようなイメージ)です。この大問の解き方として、「(a)を見て解く」そして「(b)はその確認のため」というのが基本です。

革新的学習アプローチ

英英辞典活用法として、電子辞書を持っている場合、英英辞典も搭載されているため、近大を志望する受験生はこの問題の対策として時々使ってみることが有効です。

段階的攻略法

  • 基礎段階では(a)文のみで解答練習を行います。過去問を解く際は「訓練として、(a)だけ見て解けることを目指す」という気持ちで取り組むことが推奨されます。
  • 応用段階では(a)(b)総合判断を行い、(a)だけで分からない場合の補完的利用と文脈からの語彙推測技術を身につけます。

頻出語彙分野

抽象概念を表す名詞、感情・心理状態を表す形容詞、学術的な動詞、社会問題関連語彙が頻出です。

実戦的解答手順

(a)文の定義文を精読し、選択肢と照合します。確信が持てない場合のみ(b)文を参照し、消去法を活用します。

目標設定

解答時間目安は5~6分、目標正答率は75%以上です。


整序英作文(大問6)必勝テクニック

問題特性の徹底分析

和文に対応するように語句を並び替える形式で、構文や品詞の判断が必要なケースもあります。発展的な構文も問われるため、語順練習を重ねて反射的に組み立てられるようにする必要があります。

超実戦的解法プロセス

  • 第一段階は構文パターン認識で15秒以内に行います。基本5文型(SV, SVC, SVO, SVOO, SVOC)を特定し、強調構文、分詞構文、関係詞節などの特殊構文を識別します。
  • 第二段階は語句分類で20秒以内に行います。主語候補の特定、動詞の確定、修飾語句の分類を行います。
  • 第三段階は組み立て実行で25秒以内に行います。核となる文構造を構築し、修飾語句を適切に配置して語順ルールを適用します。

頻出構文パターンTop10

  1. It is ~ that ... (強調構文)
  2. not only A but also B
  3. so ~ that ...
  4. too ~ to do
  5. have + O + 過去分詞
  6. make + O + 形容詞/動詞原形
  7. 関係代名詞what
  8. 比較級 + than ever
  9. the moment ~(時を表す副詞節)
  10. 分詞の後置修飾

目標設定

解答時間目安は6~8分、目標正答率は70%以上です。


長文読解(大問7)完全マスター法

最新出題傾向分析

350~500語程度の長文で、設問は内容一致・内容不一致・下線部の意味など多様です。最後2問は高配点の可能性があり、解答時間の目安は約15~20分です。

テーマ別出題頻度

  • 環境・社会問題が30%で地球温暖化、エネルギー問題、都市化が出題されます。
  • 文化・異文化理解が25%で国際交流、言語学習、伝統文化が出題されます。
  • 科学・技術が20%でAI・テクノロジー、医療技術、宇宙開発が出題されます。
  • 教育・心理が15%で学習法、心理学実験、教育制度が出題されます。
  • 日常生活・人間関係が10%で家族、友情、ライフスタイルが出題されます。

革命的読解メソッド

段落別攻略法として、文章構造や論旨を把握し、パラグラフごとに読む習慣をつけることが重要です。設問に惑わされないため、選択肢の言い換えやひっかけに注意が必要です。

3段階読解プロセス

  • 第一段階は全体構造把握で2分以内に行い、各段落の主題文を特定し、論理展開パターンを把握します。
  • 第二段階は精読・設問対応で10分以内に行い、段落ごとの詳細読解と設問との照合を行います。
  • 第三段階は検証・調整で3分以内に行い、答えの根拠確認とひっかけ選択肢の排除を行います。

設問別攻略テクニック

  • 内容一致問題では、本文の表現を言い換えた正解を探し、極端な表現(all, never, alwaysなど)に注意し、部分的に正しくても全体で間違いの選択肢を排除します。
  • 下線部説明問題では、下線部前後の文脈を重視し、指示語の内容を明確化し、因果関係の正確な把握を行います。
  • 主旨問題では、各段落の要点をまとめ、筆者の主張を客観的に把握し、感情的表現と事実を区別します。

目標設定

解答時間目安は15~18分、目標正答率は70%以上です。


4. 時間配分の極意と解答順序戦略

最適時間配分表

推奨時間配分は、大問1と2を10分以内、大問3~6をそれぞれ5分程度、大問7の長文に15~20分、見直しに5~10分弱です。

戦略的解答順序

  • パターンAは順番通りで推奨されます。大問1→2→3→4→5→6→7の順で、難易度順に解答でリズムを作ります。
  • パターンBは得意分野優先で、大問3→4→1→5→6→2→7の順で、確実に得点できる問題から攻略します。


5. 最新配点分析と目標得点設定

予想配点詳細

近大は小問別の配点を未公表ですが、予想配点では「長文以外は各2点」「長文は3点、長文の最後の2問だけ4点」となっています。

詳細配点予想

  • 大問1(会話文)は8点(2点×4問)
  • 大問2(中文空所補充)は8点(2点×4問)
  • 大問3(文法語法)は12点(2点×6問)
  • 大問4(同意文選択)は8点(2点×4問)
  • 大問5(語彙力)は8点(2点×4問)
  • 大問6(整序英作文)は6点(2点×3問)
  • 大問7(長文読解)は50点(通常問題3点×14問+重要問題4点×2問)

学部別目標得点

近畿大学の英語では多くの学部で100点満点中85点を目標にしたいです。

難易度別目標設定

  • 医学部は88~92点
  • 薬学部・理工学部上位学科は85~88点
  • 経済・経営・法学部は80~85点
  • その他学部は75~80点


6. 学習計画とおすすめ参考書

時期別学習戦略

高2~高3春(基礎固め期)

  • 単語・熟語ではシステム英単語(駿河台出版社)、速読英熟語(Z会出版)を使用します。
  • 文法ではForest(桐原書店)または総合英語Evergreen、Next Stage(桐原書店)を使用します。

高3夏(実力養成期)

  • 長文読解では英語長文レベル別問題集4(東進ブックス)、やっておきたい英語長文300(河合出版)を使用します。
  • 文法演習では「成川の深めて解ける!英文法OUTPUT」は、選択肢が正解になる理由だけでなく、間違いになる理由まで掲載されており、1問あたりで学べる情報量が増えます。

高3秋~入試直前(実戦演習期)

  • 過去問演習では、近大の対策にはとにかく過去問を解くのが一番良いです。近畿大学は過去問が大量に公式HPにありますので、何年分も解いて問題に慣れてください。
  • 総合演習では近畿大学赤本(3年分以上)、全統記述模試過去問を使用します。


効率的学習法

  • 語彙力強化では、全問マーク形式であるため、英単語を覚える際には英語から日本語のみを覚えるだけで良いです。
  • 精読重視では、多くの受験で必要になる速読ですが、速読よりも精読を重視してください。精読とは1文1文を正確に読むことです。英文解釈の勉強が精読において重要です。


最後のメッセージ

 近畿大学の英語は、平易~標準的な問題で構成されており、頻出問題をしっかり押さえることで確実に合格点を取ることができます。

 この攻略ガイドで紹介した戦略を実践し、継続的な努力を重ねれば、必ず合格を掴むことができるでしょう。受験生の皆さんの健闘を心から祈っています。

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