【旧帝大合格者が断言】勉強効率を爆上げする7つの習慣|今日から人生が変わる
「毎日夜遅くまで勉強しているのに、一向に結果が出ない」
「あれだけ頑張って覚えたはずなのに、すぐに忘れてしまう」
その原因は、あなたの努力不足ではないかもしれない。 あなたの努力の仕方が、根本的に間違っている可能性があります。
前回の記事で、凡人が旧帝大に合格するには「効率」と「効果」が不可欠だと述べました。この記事では、そのための具体的な方法論を、今日から実践できる7つのアクションとしてお伝えします。
これは、小手先の勉強テクニックではありません。あなたの脳のパフォーマンスを最大化し、ひいては人生そのものを変える力を持つハックです。
成果は保証します。覚悟して読んでみてください。
【大前提】脳の性能を最大化する3つの生活習慣
高度な勉強法を語る前に、まずやるべきことがあります。それは、あなたの脳という”ハードウェア”のスペックを、常に最高の状態に保つことです。この土台なくして、どんなテクニックも意味をなしません。
習慣1:7時間睡眠を死守せよ。
結論。夜更かしして勉強してはいけない。寝るのも勉強です。
当たり前すぎて軽視されがちですが、これが最も重要な習慣です。私たちの脳は、睡眠中に日中インプットした膨大な情報を整理し、必要なものを長期記憶として定着させます。
睡眠を削ることは、せっかく学んだ知識を自らゴミ箱に捨てているのと同じです。一夜漬けで取った高得点など、長期戦である大学受験においては何の意味もありません。
騙されたと思って、毎日必ず7時間は寝てください。翌朝の頭の冴えと、知識の定着率に驚くはずです。
習慣2:健康的に食べ、体を軽く保て。
太るな。食べすぎるな。腹八分目にせよ。
ジャンクフード、お菓子、甘いジュース。これらはあなたの脳を確実に鈍らせます。消化には膨大なエネルギーが必要です。満腹になるまで食べたり、質の悪い食事を摂ったりすれば、体は消化にパワーを使い果たし、勉強に回すためのエネルギーは残りません。
無駄に食うやつは、時間を無駄にする。常に体を軽い状態に保ち、脳がいつでもフル回転できるコンディションを維持しましょう。
習慣3:運動で脳をリフレッシュさせよ。
運動せよ。リフレッシュせよ。とにかく体を動かせ。
「勉強で忙しいのに運動なんて…」と思うかもしれませんが、逆です。運動は脳細胞を活性化させ、学びの効率を劇的に高めてくれます。
おすすめは、息が上がる程度の有酸素運動や筋トレ。私は受験期も、毎日昼休みは友人と外で体を動かしていました。
勉強漬けで煮詰まった頭は、迷走するだけです。定期的に運動で汗を流し、強制的に脳をリフレッシュさせることで、自分の状況を客観的に見る力(メタ認知)が養われます。
【実践編】合格への最短距離を走る4つの思考戦略
最高のコンディションを手に入れたら、次はいよいよ実践。何を考え、どう行動すべきか。合格への最短距離を走るための4つの戦略をお伝えします。
戦略4:スマホ(特にSNS)を人生から排除せよ。
異論は認めない。スマホはなるべく見るな。
あなたの脳のワーキングメモリ(作業台)は有限です。友達のインスタのストーリー、どうでもいい芸能ニュース、炎上している誰か。そんなノイズで、あなたが苦労して学んだ知識を上書きしたいですか?
他者との無意味な比較は、あなたの集中力と自己肯定感を奪うだけ。人生の貴重なリソースを、スマホ画面を眺める思い出で埋め尽くしたいでしょうか?答えはNOのはずです。
あなたの頭の中に何を残したいのか。賢くなるため以外の目的で、スマホから情報を得るのをやめたほうがいいです。
戦略5:「苦手」から逃げず、正面から向き合え。
受験においては、得意を伸ばすより苦手を克服する方が、圧倒的に効率が良い。
これは社会に出てからは通用しない、受験期だけの鉄則です。
80点を90点にする労力と、30点を60点にする労力を比べてみてください。どちらが楽かは明白です。
「自分には才能がない」などという思考は、時間の無駄です。苦手とは、悪いイメージを持つものではなく、ただ「今はできていない」というだけの状態。それを「できるようにする」だけの、淡々とした作業と捉えること。失敗を恐れず、何度も何度も向き合いましょう。
戦略6:「理屈」を暗記するまでやり込め。
凡人は、ひたすらやれ。ただし、思考停止の丸暗記ではダメだ。
やるべきは、一段階抽象的な内容、つまり「理屈」を覚えるまで繰り返すこと。
なぜこの公式が成り立つのか、なぜこの文法構造になるのか。その根本的な理屈を理解して暗記すれば、どんな応用問題にも対応できる、一生モノの武器になります。
ただし、理屈の理屈、そのまた理屈…と、不必要に深追いする必要はありません。数をこなす中で、「このレベルの問題なら、これくらいの抽象度の理屈がわかっていれば解けるな」という、自分なりのスイートスポットを見つけましょう。その肌感覚を掴むことが、効率化の極意です。
戦略7:やることを絞り、一点集中せよ。
フォーカスこそすべて。信じた道以外は、見るな。
旧帝大合格のためにやるべきことは、あなたが思っているほど多くも、複雑でもありません。
理系受験の終盤に、漢文の授業を聞く必要はない。
「これ」と決めた一冊の問題集をやり込んでいる時に、先生から配られたプリントに手を出す必要はない。
友達がやっている参考書が、あなたにも合うとは限らない。
大事なのは、自分の信念に基づき、やると決めたことをやり切る覚悟です。周りが何をしていようと、血迷ってはいけません。あなたの信じた道を進む。一つのことを完璧にやり切る。ただ、それだけです。
まとめ:シンプルに、やり切るだけ。
7つの習慣を、もう一度見てみましょう。
7時間寝る
健康的に食べる
運動する
スマホを見ない
苦手を克服する
理屈を暗記する
やることを絞る
旧帝大合格は、決して魔法のような裏技の先にあるものではありません。 正しい生活習慣で脳を最適化し、信じた一つのことを、ただひたすらにやり切る。
やることは、驚くほどシンプルです。 今日から、この7つのうち1つでもいいので、始めてみてください。あなたの人生は、確実に変わり始めます。