「大手塾」と「個人指導」、中高一貫校生にとっての正解は?元・教室長が教える「選び方」の基準
2026/2/15
「中高一貫校に通っているから、とりあえず大手の『一貫校コース』を選ぼう」 そう考える保護者様は多いですが、15年間の教育現場(学校・塾)を歩んできた私には、ぜひ知っておいていただきたい「塾の仕組み」の話があります。
決して大手を否定するわけではありません。私自身、教室長としてそのシステムの恩恵も限界も知っているからこそ、「今のお子様に本当に必要な環境」を選んでほしいのです。
1. 「一貫校の特殊な進度」と「塾のカリキュラム」のズレ
多くの大手塾では、公立校の進度が基準です。一貫校の生徒さんは「特殊な例外」になりがちで、学校の先生独自のプリントや、年度によって変わるシラバスに、組織としてリアルタイムで対応するのは非常に困難です。
2. 「熱意」を形にするための物理的な限界
大手塾の教室長は、100人以上の生徒を抱えています。 私もかつて、一人ひとりの答案をじっくり分析したいと願いながらも、運営業務に追われる現実に葛藤していました。 「なぜここで躓いたのか」という答案に隠れた心の叫びを読み解くには、どうしても物理的な「時間」が必要なのです。
3. 「一人の人間」として向き合うために、私は独立しました
私が組織を離れ、今の道を選んだのは、まさにこの限界を突破したかったからです。
担当教師の癖に合わせた、完全オーダーメイドの対策
答案の「消し跡」から、生徒の迷いを見抜く分析
数字のためではなく、目の前の一人の「できた!」のための時間
これらは、システム化された場所では難しい、個人指導だからこそ提供できる「贅沢」です。
🌟 塾選びのアドバイス
塾や家庭教師を検討される際は、ぜひ「先生が、うちの子の答案の『中身』をどこまで具体的に語ってくれるか」をチェックしてみてください。
それが、お子様を「その他大勢」ではなく「一人の人間」として見てくれるかどうかの、一番の指標になります。
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