【豊島岡女子学園】数学の「超快速」進度と「魔の補充プリント」をどう攻略するか?
こんにちは!数学講師のサコです。 今回は、都内の中高一貫校の中でもトップクラスの進度を誇る、豊島岡女子学園の数学対策について解説します。
その圧倒的なスピードと深さに圧倒されないための、具体的な攻略法をお伝えします。
1. 中3で数IIB。公立の「倍以上」のスピードを生き抜く
豊島岡では、多くの学年で中学3年生のうちに高校2年生の内容(数学IIB)に突入します。公立中学の2倍以上のスピードで進むため、一度「わからない」を放置すると、取り戻すのが非常に困難になります。
進度の特徴: 基礎の解説は最小限に、どんどん演習へ進みます。
リスク: 「まだ中学生だから」という甘えは禁物。高校数学の概念を早期にマスターする覚悟が必要です。
2. 「4STEP」の周回は、最低限の「入場券」
学校指定の問題集として「4STEP」などが採用されますが、これはあくまで「基礎」という位置づけです。
鉄則: 定期テストで失点しないためには、4STEPレベルは「息をするように解ける」まで反復しておく必要があります。
アドバイス: 応用問題に目が行きがちですが、まずはここでの取りこぼしを防ぐことが、平均点死守への最短ルートです。
3. 鬼門は「大学レベル」の記号が踊る、先生独自の補充プリント
豊島岡の数学を象徴するのが、先生オリジナルの「補充プリント」です。
内容の難度: 大学数学で使う記号や、数学オリンピック形式の問題が含まれることもあります。
学習の優先順位: 多くの生徒がこのプリントに時間を奪われ、基礎がおろそかになります。まずは「4STEP」で土台を固め、その上でプリントに挑むという順序を絶対に崩してはいけません。
4. 豊島岡生の「数学の叫び」に応えるために
基礎の徹底と、難解なプリントの取捨選択。このバランスを一人で取るのは、どれほど優秀な豊島岡生であっても至難の業です。
私はこれまでの15年の指導経験(学校教員・塾講師)を活かし、まずは盤石な基礎の完成を優先させます。その上で、先生独自のプリントの「狙い」を噛み砕いて解説し、生徒さんの答案から「どこで思考が止まっているか」を読み解きながら伴走します。
今後も私が担当したことがある生徒の経験から、学校ごとの記事を連載できればと思っています。
ご覧いただきありがとうございました。