漢字がなぜ覚えられないのか?漢字を覚える効果的な方法とは
「毎日漢字の書き取りをしているのに、テストになると書けない」「漢字練習に時間がかかりすぎて、他の勉強に手が回らない」とご家庭で悩んでいませんか。
漢字は中学受験において確実な得点源にしたい分野ですが、やり方を間違えると、ただの苦痛な作業になってしまいます。
今回は、「漢字が覚えられない根本的な理由」と、確実に定着する「効果的な暗記方法」についてお話ししたいと思います。
ただの「書き取り」は無意味!手の運動になっていませんか?
漢字が苦手なお子様に最もよく見られるのが、ノートに同じ漢字をひたすら何十回も書き続けるという光景です。
しかし、漢字を覚えるためにただ書き取りをするだけでは、実は無意味です。 何度も書いているうちに頭の中は別のことを考え始め、ただ手を動かすだけの「手の勉強(作業)」になってしまっているからです。
これでは、どれだけ時間をかけてノートを真っ黒にしても、本番のテストで使える知識としては定着しません。
〇になるまで繰り返す!効率的な「テスト&練習」法
本当に必要なのは、漫然と書くことではなく「自分が書けない漢字を炙り出し、それを潰す」というサイクルです。具体的な手順は以下の通りです。
まずはテスト: 最初から練習するのではなく、まずは何も見ずにテスト形式で書いてみます。
間違えたものだけ3回練習: 採点をして、できていない漢字だけを「3回」集中して練習します。何十回も書く必要はありません。
もう一度テスト: 練習後、間違えた問題だけを集めてもう一回テストをします。
〇になるまで繰り返す: そこで正解できればOKです。もしできなかったら、もう一度練習してテストをします。すべての問題に「〇」がつくまでこれを繰り返します。
さらに、人間の脳は忘れるようにできているため、1週間後にもう一度テストをしてください。そこで覚えていれば完全に定着していますし、忘れていたら再び「練習してテスト」を繰り返します。
暗記のゴールデンタイムは「夜」!1日15分の継続がカギ
漢字の勉強をする「時間帯」と「勉強時間」も非常に大切です。 脳の仕組み上、暗記物は睡眠中に記憶として整理・定着しやすいため、朝よりも「夜」にやるのがベストです。
また、「今日は漢字を1時間やる!」と気合いを入れて、漢字の練習ばかりやらないように注意してください。長時間の暗記は集中力が切れ、結局「手の運動」に戻ってしまいます。
漢字の学習は、1日15分ぐらいで十分です。その代わり、週末にまとめてやるのではなく、毎日必ずやることが最大のカギとなります。
漢字は毎日の積み重ね!入試での「点数差」を防ぐ
漢字の読み書きは、ほとんどすべての中学校の入試問題で出題されます。配点としては1問数点かもしれませんが、1点の差が合否を分ける中学受験において、ここで確実に正解できないとライバルと大きな点数の差がついてしまいます。
漢字の暗記に「センス」は必要ありません。ただ何となく書き取りをするのをやめ、夜の15分を使って「テストと練習」を繰り返すこと。この正しいやり方で、毎日コツコツと積み重ねることが何よりも大事です。ぜひ今日の夜から、毎日の学習サイクルに取り入れてみてください。
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