オプション講座は本当に必要?「あれもこれも」と手を出さず、今の我が子に必要な講座を見極めるコツ

学年が上がり、夏休みや直前期が近づいてくると、塾から「〇〇特訓」「週末志望校別講座」といったオプション講座を次々と勧められることがあります。
「周りの子もみんな受けているから」「先生から勧められたから受けないと受からないのでは…」と不安になり、あれもこれもと申し込んでしまっていませんか。
実は、私がこれまで見てきたご家庭の中で、「塾の先生の言うとおりに全てこなしていたのに、残念ながら受験で合格できなかった」というケースは決して珍しくありません。
真面目なご家庭ほど、「プロである塾の先生が言うのだから間違いない」と、新しい講座を追加し、膨大な宿題を深夜までかかってこなそうとしてしまいます。
しかし、その結果としてお子様が「消化不良」を起こしてしまい、結果が伴わずに親子で深く傷ついてしまうケースは非常に多いのです。
今回は、今の我が子にとって「本当に新しい講座が必要なのか、それともこれまでの復習時間が必要なのか」を冷静に見極めるための基準をお話しします。
1. 「基礎」に穴がある状態で講座を増やしても意味がない
オプション講座で扱う内容は、これまでのカリキュラムを前提とした「応用」や「発展」であることがほとんどです。
例えば算数は積み上げの教科なので、小4の「割合の基礎」が抜けているのに小5の「比」を解こうとしても絶対に理解できません。過去の単元のどこかでつまずいたまま、無理に難しい応用問題を解かされていることが、成績が伸び悩む最大の原因です。
集団塾のカリキュラムは進むスピードが速く、「基礎が定着する前」に次の単元の応用へと進んでしまいます。土台に穴が空いたまま上にブロックを積もうとしても必ず崩れてしまいます。
成績が伸び悩んでいる時こそ、塾のペースに無理に合わせたり新しい講座を追加したりするのではなく、一度立ち止まって「お子様のつまずいている基礎単元」まで戻って穴を埋めることが最優先なのです。
2. 家庭学習の「時間」と「睡眠」が確保できているかを見極める
講座を増やすということは、塾に拘束される時間が増え、それに伴って「その講座の宿題」も新しく追加されるということです。
今の時点で、日々の宿題を終わらせるのに深夜までかかっていたり、お子様の睡眠時間を削っていたりする状態であれば、新しい講座を追加するのは非常に危険です。
塾の授業は「新しい知識を入れる場」ですが、それが「自分の力で解ける知識」として定着するのは、家庭学習で復習をしている時間です。
復習する時間が取れないまま授業だけを受け続けても、ただの「お客さん」になってしまい、実力には結びつきません。今のスケジュールに「自分の頭で考えて復習する余裕」があるかどうかが、講座を追加する判断基準になります。
3. 取捨選択に迷ったら「セカンドオピニオン」を頼る
とはいえ、「塾の先生に勧められた講座を断るのは勇気がいる」「どの宿題を減らして、何の復習に時間を充てればいいのか親では判断できない」と悩まれる方も多いでしょう。
そんな時こそ、塾とは別の視点から客観的なアドバイスをくれる「セカンドオピニオン」の存在を強くおすすめします。
私はオンライン家庭教師として、ただ勉強を教えるだけでなく、塾の膨大な宿題のうちどれを優先すべきかという「取捨選択」や、家庭学習のスケジュールの立て方などを、受験戦略全体の相談相手としてサポートしています。
大手塾の画一的なカリキュラムで放置されがちな「つまずき」を特定し、セカンドオピニオンとして最適な学習ルートをご提案できるのが私の強みです。
まとめ
「あれもこれも」と不安から講座を足し算していくのではなく、お子様の現状に合わせて本当に必要なものだけを残す「引き算の勇気」を持つことが、中学受験ではとても大切です。
「今の塾の進め方が合っているのか」「講座を取りすぎて子どもが疲弊している」と少しでも不安や迷いを抱いているのであれば、一人で抱え込まず、セカンドオピニオンとしてぜひお気軽にご相談ください。
お子様に合った学習で「わかる!」喜びを育て、家族みんなが笑顔になれる中学受験を一緒に実現していきましょう。
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