知識「整理」と「考える」~区別できない「暗記」と「思考」
●知識「整理」=「丸暗記」?
私のコースでは知識「整理」を前面に出しています。
ばらばらの知識をつなぎ合わせることなので、インターネット用語でいう「紐づけ」に近いイメージですね。
今のところ、「基礎勉強法」シリーズで打ち出しているので、
・知識「整理」って「丸暗記」じゃないの?
・「考える力」が身につくの?
と心配される方もいらっしゃるかもしれません。
●「覚えるだけ」からの脱却~知識「整理」でニコニコ
でもご安心ください。
論より証拠、昨年の生徒さんの保護者様からはこんな趣旨のメールをいただきました(マナリンクの生徒さんではありません)。
①これまでは覚えるだけの作業のようなスタイルだった。
②今は授業後はいつもニコニコしている。
③勉強している、知識を得ているという感覚なのだと思う。
この生徒さんこそ、教師紹介動画などでお話している、わずか1カ月で偏差値「20台」→「50台」にアップした生徒さんなのです(その生徒さんのお話は1'10"ぐらい)。
元々苦戦中の生徒さんだったので、いわゆる「基礎事項」をチェックしただけ。
「考える力」を測るとされる記述問題や実戦的な問題は全く演習していません。
それでも「覚えるだけの作業のようなスタイル」は脱却したということでした。
教師側としては生徒さんが授業後は「ニコニコ」しているというお話が一番うれしかったですね。
知識「整理」とは「丸暗記」ではありません。
この生徒さんは社会の担当でしたが、少なくとも私が担当している国語も基本的には同じです。
●区別できない「暗記」と「考える(思考)」
そもそも「暗記」と「考える(思考)」は区別できません。
例えば、動画で挙げている「聖武天皇と桓武天皇」の例で言えば、「暗記用」とされる一問一答式の問題集で正解するだけでも
「聖武天皇と桓武天皇って何時代の天皇だったけ?」
「『桓』武天皇だっけ?「恒」武天皇だっけ?」
と「考える」ポイントが一杯。
一方、実戦的問題や記述問題に答えるにも「暗記」が不可欠です。
例えば「聖武天皇はどのような政治を行いましたか」という問題に答えるには、
時代:奈良時代
政治の内容:①全国に国分寺・国分尼寺をつくった、②東大寺に大仏を建立した
政治の背景:貴族同士の争いや疫病の流行
政治の理由:仏教の力によって社会の不安を取り除き、社会を安定させる
といった内容を覚えなくてはなりません。
そして初めて
「奈良時代に貴族同士の争いが続き、また疫病が流行したため、仏教の力によって社会の不安を取り除き、社会を安定させようと、全国に国分寺・国分尼寺をつくり、東大寺に大仏を建立した。」
という答案が書けます。
「暗記」と「考える」は一体なのです。
●「整理」のポイント~各コースで伝授
とはいえ、一口に「整理」といっても、どうすればいいのかは、なかなかご家庭ではつかめないのが実情です。
何を「整理」すればいいのか?(「紐づけ」する事項は何か)
どう「整理」すればいいのか?(どう「紐づけ」すればいいのか)
「整理」したつもりでも問題になると出てこない場合はどうしたらいいのか?
などのポイントは入試の現場が分からないとなかなか対応できないからです。
特に大人から見れば簡単に見えることも生徒さんが対応できないことも多く、
お子さんが混乱しやすいポイントはどこか
はある程度、小学生の生徒さんの受験勉強に接した経験がないと分からないのが実情です。
私の授業では「基礎勉強法」「記述」「実戦」の各段階に応じて上記ポイントを伝授し、定着を図ります。
お問い合わせ・体験授業のお申し込み、お待ちしています。