英単語って、どうして書いてあるとおりに読まないの?
今日は、英単語の発音の話題です。
生徒さんがよく言います。
「なんでこんな読み方をするの?」
「書いてある通りに読めばいいんじゃないの?」
「英語って意味わからない!」
こんな体験から英語が嫌になる生徒さんもいるかもしれません。
ちょっと待ってーー!!と言いたいです。
たとえば、Wednesday。
つづりを見ると、
「ウェッドネズデイ」
のように読みたくなります。
でも実際は、
ウェンズデーと読みます。(※今回はカタカナ英語で書きます。)
また、famous。
これも、つづりだけを見ると、
「ファモウス」と読みたくなるかもしれません。
でも実際は、
フェイマス
です。
Christmas もそうです。
「チュリストマス」ではなく、クリスマス。
あげたらキリがありません。
私自身も中学生のころ、同じように思っていました。
「なんで書いてある通りに読まないの?」
テスト前はつづりをなん度も紙に書いて、覚えて。
でも、英語の読み方には、まったく規則がないわけではありません。
たとえば、
sad / mad / pad / cat
このような単語に出てくる a は、日本語の「ア」と「エ」の間のような音になります。
一方で、
tape / take / cake / made
のような単語では、a は「エイ」と読むことが多いです。
これは、a のあとに子音が来て、最後に e がある形のときによく見られる読み方です。
もちろん、英語には例外もあります。
「このルールを覚えれば全部読める!」
というほど単純ではありません。長い英語の歴史の中で発音もあれこれ変化をしてきて
現代の形になってきたわけです。
でも、たくさん単語を見ていくと、少しずつ、
「あれ?この形、前にも見た」
「この a は、こう読むことが多いんだ」
「最後の e は読まないことがあるんだ」
ということに気づくようになります。
最初は、ただの暗号のように見えていた英単語も、何度も読んだり、書いたり、聞いたり、声に出したりするうちに、少しずつ法則が見えてきます。
それが学習です。
最初から完璧に読めなくても大丈夫。
「なんでこんな読み方なの?」と思うところから、英語のしくみを知るきっかけになります。
英語は、丸暗記だけではありません。
たくさんの単語に出会って、
読んで、
書いて、
聞いて、
声に出して、
その中で少しずつ、英語の音やつづりのパターンに慣れていきます。
そうなると、今まで「意味がわからない」と思っていた英語が、少しずつ読めるようになります。
そして、読める単語が増えてくると、
「英語って、ちょっとおもしろいかも」
と思えるかもしれません。
私は発音って面白いなぁと思ったんですけど、みなさんはどうですか?