車の修理と、欲しい漫画の話
7月に入ると、期末テストがある学校が多いですね。
生徒さんたちは、それぞれの目標点に向けて、テスト勉強を頑張っています。私も、少しでも力になれるよう応援しています。
先日、テスト前日のAさんと英語の学習をしていた時のことです。
その日の教科書の教材は、「修理する権利(Right to Repair)」がテーマでした。修理しにくい電化製品や、電子ごみの問題について考える内容です。
英文を読んだあと、内容に関連して少し雑談をしていました。
私「修理代が高いから、新しいものを買った方が安くつくことってあるよね。もったいないよね」
Aさん「あります。最近、うちでも修理代を聞いたら、新品を買った方がいいかもしれないってお父さんが話していました。それが、車なんです。部品の取り寄せに時間もお金もかかるから、新しい車を買う?とお母さんと話していて。でも新車って高いですよね。そんなの買うなら、私の欲しい漫画を買ってほしい〜〜」
漫画好きの高校生らしい一言に、思わず頬がほころびます。
教科書の内容が、Aさん自身の体験と重なり、そこから「他の電化製品でも、こういうことってあるよね」「修理するより買い替えた方が安いって、なんだかもったいないよね」と、話が広がっていきました。
英語の授業というと、英文を読んで、単語を確認して、訳して終わり。
もちろん、それも大切です。
でも、それだけではなく、教科書に書かれていることを「自分の生活にも関係あるかもしれない」と感じられる時間も、とても大切だと思っています。
英文の内容が、生徒さん自身の体験とつながった時、学びは少し深くなります。
ただ知識として覚えるだけでなく、「自分だったらどうだろう」「家ではどうだろう」と考えるきっかけになるからです。
社会の仕組みや、身近な出来事に目を向ける力が、生徒さんの中で育っているのを感じると、こちらも不思議と力をもらえます。
教科書の話を、自分ごとにする。
これからも、そんな時間を大切にしながら指導していきたいと思っています。
ただのおしゃべり好きなだけかもしれませんが……笑