勉強計画も将来計画も見方がふた通りある

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2021/10/10

学校の授業の計画とは?

学校の先生はまず「年間計画」を作っています。主にその1年度を通して生徒のみんなに身につけてほしい能力・目標とそれを3学期に分けた目標とを設定していますね。

それができたらさらに月間計画、週間計画

・・・とより細分化した計画を作っています。


そして一つの授業に使用する計画書が学習指導案と呼ばれるものです。

この学習指導案は年間計画や月間計画の大まかな流れから外れてはならないとされています。


結局毎回の授業がブレブレだと、何をさせたいのかわからない。能力が身に付かない残念な授業になるからです。けれども年間計画という1本軸を設定しておけば、仮に授業がその月は遅れ気味であってもどこかでリカバリーすることができます。




ということで森から木を見る、考えるという方法がとても大事なのです。

(相変わらず字が汚いですね汗)


計画通りにいかない先生もいる


森を見て木を見る行動が習慣的にできていない先生の授業は結構大変だったりします。

「あれ?なんかすごい遅れている・・・」この場合次の月、または次の学期で遅れた分の皺寄せがくるので生徒が結構大変です。

部分的なことにばかりこだわると、その皺寄せは生徒が担うことになりがちです。



特にコロナによるオンライン授業はそれまでのアナログ方式が通用しなくなる新しい教育方法です。このオンライン家庭教師もそうですね。

特に集団:先生で英語の発音の授業などは授業崩壊する恐れがあります。ご家庭ごとにネットワーク環境の不安定さがあるので、音声の遅延により生徒もストレスになったり・・・

結局オンラインのメリット・デメリット考慮した上で、柔軟に対処し、工夫を凝らせることができる先生でないと「より良い授業」というのは難しいのです。


はたまた、先生自身もADHDの性質を持っているパターンもあるかもしれません。

それが悪いというわけではありませんが、その自分の性質を理解して、工夫しようとしている先生と、それを知らずに突っ走ってしまう先生もいるということです。


学校という教育現場を変えるのは一筋縄ではなかなか・・・


森を見て木を見る、木を見て森を見る


ところで、先程は先生の授業を例に挙げましたが例えると先程の先生は森が見えない状態に近いかもしれません。全体を掴めていないから部分的なところを詰めてしまう。そのため、遅延が出たり、言われて気づいた時には大変なことになっているなど。


ということで計画を立てることについては全体を見て部分を見ること、そして部分を見て全体を見ることがとても大事になってきます。

これは仕事をする上でも重要なことです。

仕事ではこの計画をロードマップという呼び方をしたりしますね。


勉強計画や将来計画もこれを使って考えることができます。


みんなの視点で置き換えるとこんな感じ

木を見て森を見るイメージはこんな感じ。

今できることから将来を選択する方法に近いです。

今の視点から将来を考えるという感じでしょうか。


一方で年間計画でもあった、森を見て木を見るイメージはこんな感じです。

将来は「〇〇になりたい、〜な生き方をしたい」という目標を先に設定して、

逆算して「では今何をすべきか?」を考えます。


でも人生何があるかわかりません。

思わぬ壁にぶつかることも然りです。


ということで常に全体と部分をパラレルで見ながら考えることが大事なのです。

つまりは自分と向き合う時間が大事ということです。


では何をすればいいのか?


オススメしたいのはこの手法です。

「やりたいことの見つけ方」


仕事を選ぶ基準でも起業する基準でもなんでもいいのですが、

漠然と「何がしたい?」と聞かれ答えられる人は少ない。

このようなことを練習したことも、経験したこともなければそれは当然であると思います。


中古でもこの本は売っているので読んでみて、実践してみて欲しいですね。


とはいえ忙しすぎる学生たち


テストがやっと終わったと思ったら次は面談・・・

「どういう進路を考えている?」

テストでも聞かれ、さらには直接聞かれ、これもテストだよね。と。


正直自分と向き合う時間が取れない問題もありますね。

学習指導要領が変更したことで、大学入試が著しく難しくなりました。


正直、国語や英語は速読・速読解力をつけないと歯が立たない。

さらに日本史・世界史についても暗記ではなく、時代背景や政治の流れを理解した上で

思考力が問われる問題が出てきています。


教育現場とこのような共通試験との乖離が激しく、民間の塾も急激な変化に対応することに必死です。


・・・



でもそれでも言いたいこと。


ちょっとでもいいから習慣的に向き合う


字が本当にすごく汚くて申し訳ないです。

どんどん急いで書くほどに字が汚くなっていきます汗


自分がしたいこと・したくないこと・楽しいこと・楽しくないこと

これだけでもふるいにかけていくことが大事かなと思います。

あとは得意なこと、得意でないこと。


得意でないけど好きなこと、得意だけど好きでないことも考えるといいでしょう。

ベン図を用いると重なった部分があなたが継続してできることかもしれません。

先程の本にも書いてあります。


勉強をするのもいいけれど、生徒の皆さんの大半が学校の先生や塾の先生、はたまた家庭教師になるわけではありません。なので、自分と向き合う時間も大事です。


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