お金を払う側の責任

過去にあった話ですが、ある中学生を指導していて、彼はやがて自立して勉強に取り組むようになりました。成績も地元でトップクラスになりました。彼が更なる成長を遂げるためには、私のもとから卒業して、自分自身で取り組ませることがプラスであろうと判断し、受験前ではありましたが指導の終了をご家庭に提案しました。保護者の方は初め驚いた様子でしたが、納得してくださいました。

やみくもにお金をかけることがいい訳ではありません。やみくもにお金をもらうこともまた然り。私は自分の指導が今後生徒にとって必要か否か、常に天秤にかけています。言葉は悪いですが、常に辞め時を見極めているのです。それは、お金を払う側の責任という、私なりのご提案でもあるのです。

このやり方がいいかどうか、それはお客様自身でご判断いただければと思います。おかげさまで、現在私のレギュラー講座は満席です。そういう点では、賛同いただける方々もある程度いらっしゃるのかなと感じています。