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不登校の子どもたちのための居場所、フリースクールとはどんなところ?

不登校の子どもたちのための居場所、フリースクールとはどんなところ?

不登校児童数は6年連続で増加しており、2018年度の不登校の小中学生は全国で約16万5千人、在籍児童数の1.7%に当たります(文科省調査より)。
また、高校の不登校生徒は約5万3千人で、このうち4人に1人は中途退学に至っているのが現状です。
このような不登校の子どもたちをサポートしてくれる教育機関のうち、フリースクールとはどんなところなのかを、見ていきましょう。

フリースクールとは?


フリースクールとは?

フリースクールとは、もともとは欧米で生まれた、子どもたちの自由と自主を重んじ、個性を育てる教育を特徴とする学校を指します。
しかし、今の日本では、主に不登校の子どもたちが学校の代わりに過ごす場所を総称してフリースクールと呼んでいます。
2015年の調査ではフリースクールは全国に474カ所があります。

フリースクールの特徴


フリースクールが作られはじめたのは1970年中頃からで、不登校の子どもたちが増えるにしたがって、90年ごろから全国に広がっていっています。
フリースクールは不登校の子どもたちの居場所として、個人やNPO法人が運営している民間の教育機関であり、その規模や形態、学び方もさまざまです。

フリースクールの特徴としては、次の3つが挙げられます。
・入学資格がないこと
・異年齢の子どもたちが集まっていること
・決まったプログラムやカリキュラムはないこと

フリースクールでは、教科の学習だけでなく、行事やイベント、ものづくりなどを自分たちで企画・実行しながら、周りの子どもたちや大人たちと交流し、日常の中からさまざまなことを学びます。
自由や個性、自分たちそれぞれの考えを尊重しながら、異年齢の子どもたちやスタッフたちと接するフリースクールは、不登校の子どもたちの居場所であるだけでなく、社会との接点であり、ソーシャルスキルを学ぶ場です。

フリースクールにかかる費用


フリースクールは公的な教育機関ではないため、利用者が費用を負担し合って運営する形になります。
実際に必要になる費用はフリースクールによってさまざまですが、平均では
入会金 約5.3万円
授業料 約3.3万円(月額)
ほどで、このほかに課外活動費や施設維持費などがかかる場合もあります。

フリースクールへの出席は出席日数となる?


在籍校の校長がそのフリースクールに通うことを「適切」だと判断すれば、出席扱いされます。
出席が認められる場合には、フリースクールへ通うための定期券を購入するときにも、「通学定期」にできます。
2016年の教育機会確保法では「不登校は学校生活その他のさまざまな要因で生じ、どの子どもにも起こりうるもの」であり「不登校は問題行動ではない」と断言しています。
これを受けて2019年には「不登校児童への支援を『学校に登校する』ことを目標にしない」という通知も出されています。
フリースクールは、学校で過ごしにくい子どもの大切な居場所となっているのです。

フリースクールと似た役割の施設


フリースクール以外にも色々な施設があります

民間が運営するフリースクールとよく似た役割を持つ施設は、公的機関も含めて他にもいくつかのタイプがあります。

サポート校


サポート校は、通信制高校の学習システムを活用しながら、高校卒業資格をより確実に取得できるよう主に学習面でのサポートをしていく民間の教育機関です。

教育支援センター(適応指導教室)


市町村の教育委員会が設置する、公的な施設です。
小中学校との連携を密にとりながら「学校への復帰を目指す」ことを前提として、不登校の子どもたちの学びの場となっています。

チャレンジングスクール


東京都立高校の取り組みで、不登校や学力不振の生徒でも入りやすい定時制・単位制・総合学科として現在5校があります。
午前部・午後部・夜間部の3つの部に分かれており、働きながら学びたい生徒や、朝起きられない、という生徒にも通いやすいのが特徴です。
入学試験に学科試験はなく、小論文と面接、志願申告書で判断されます。

エンカレッジスクール


同じく東京都立高校の試みで、全日制・学年制・普通科の5校があります。
入学試験では、小論文と面接に、実技と内申が加わります。
指導目的を「社会生活を送る上で必要な基礎的・基本的学力を身につけること」としているため、中間・期末テストはなく、授業は習熟度別・少人数制で行われるのが特徴です。

クリエイティブスクール


神奈川県には、不登校の生徒でも入りやすい全日制・学年制・普通科の高校として5校のクリエイティブスクールがあります。
入試の際には内申も学力試験もなく、面接と小論文のみで判定されます。
きめ細かい指導で基礎学力をつけることと、キャリア教育に力を入れています。

全寮制フリースクール


兵庫県立神出学園は公立の全寮制フリースクールです。
自然の豊かな場所にあり、学園生は月曜日から木曜日までを学園の寮で過ごします。
広大な農園で畑や動物の世話をしたり、スポーツやレクリエーションなどを楽しんだりのさまざまな体験を通じて、自分を見つめ、自分の生き方を見つけるように支援する施設です。

フリースクールに通うメリット


フリースクールに通うメリット

フリースクールに通うメリットとしては、
・居場所ができる
・同じ価値観の友達ができる
・いろいろな人と交流できる
ことが挙げられます。
また、フリースクールでのさまざまな体験を通して、学校だけに捉われないさまざまな価値観を知り、自分の生き方を考えるきっかけができるのも、フリースクールの大きな魅力だと言えるでしょう。

フリースクールに通う子どものタイプ

フリースクールに通うのは、人間関係のトラブルや、いじめ、学力不振、病気や障害、家庭の事情など、さまざまな理由で学校に行けなくなった子どもたちです。
自閉症スペクトラム(ADS)や注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)などの発達障害や、起立性調節障害(OD)などの病気に起因する不登校もあります。

フリースクールのタイプ


フリースクールのタイプ

フリースクールにはさまざまなタイプがあります。
お子さんに合ったフリースクールを見つけましょう。

子どもたちの居場所になるタイプ


学習をメインにしていたり、プログラミングやゲーム開発などのスキルを磨くことに重点を置いていたり、とさまざまな形ではあるものの、子どもたちの居場所になることを主な目的としています。

学校への復帰を目的とするタイプ


元々通っていた学校への復帰を目指すタイプで、学校の授業進度にあわせた学習指導を行い、スムーズな復学へと導きます。

専門家や医療機関のサポートがあるタイプ


学習障害(LD)や発達障害(ASD、ADHD)のある子ども、心身に疾患のある子どもたちに対して専門家や医療機関がしっかりとサポートし、個々に応じた適切な援助を行います。

自宅訪問するタイプ


ひきこもりの状態が長く続き、外に出るのも困難という子どもに対し、スタッフが自宅訪問をしてくれます。

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まとめ


ジャンプする二人

不登校のお子さんのうち、フリースクールに通っている方は約4%に過ぎません。
それは、近くにその子に合うフリースクールが無い、経済的に通えない、まだ気持ちがそこまで向かないなど、さまざまな理由があります。
それでも、お子さんが社会との接点を持とうとしはじめたとき、フリースクールはその一歩として大切な場所となりえます。
どうぞ、お子さんに寄り添った居場所選びをなさってくださいね。