私立医学部の難易度ランクと解けるようにすべき問題集
こんにちは医学部専門化学講師のあじきです。
今回は私立医学部の難易度ランクと、解けるようにすべき問題集の対応表をお伝えします。
早速ですが、こちらになります。
【SS】⇨新演習⭐︎3、化学100選
慶應義塾
【S】⇨新演習⭐︎2~3、重問B(⭐︎つき)
東京慈恵会医科、日本医科、順天堂、関西医科
【A】⇨新演習⭐︎1~2、重問B
自治医科、東京医科、昭和医科、東邦、国際医療福祉、藤田医科、大阪医科薬科、産業医科
【B】⇨重問A~B、セミナー発展
東北医科薬科、杏林、日大、帝京、東海、北里、近畿、愛知医科
【C】⇨重問A、セミナー基本〜発展
岩手医科、獨協医科、埼玉医科、聖マリ、金沢医科、兵庫医科、福岡、久留米
【D】セミナー基本、リードLightノート
東京女子医科、川崎
当然のごとく、過去問演習は必須です。また、他教科の得意不得意により、化学で稼ぐ必要があるのか、化学は凌げれば十分なのかで変わってきます。あくまで平均と捉えてください。
また、国立と併願している人や現役生は、化学に多くの時間は避けないと思うので、少ない問題集でしっかり理解し、知らない問題が出た場合はその場で対応する、という対策法になります。
私立医学部専願、あるいは浪人生で時間がある人は、問題集の冊数をある程度こなせるはずなので、典型的な問題集は必ず解き終え、頻出問題は解法をある程度蓄積しておくべきです(それをしないと国立受験者や現役生の賢い子たちに有利は取れません)
さらに、記述式かマーク式、難問型か易問高得点型か、理科の配点が高いか低いかなどさまざまな要因がありますので、実際に解かれてみて、相性を確認していただくのがよろしいです。
英語や数学と比べると化学はおろそかにされがちですが、しっかり対策を行い、他の受験生に差をつけましょう。『医学部だからよく出る』糖類やアミノ酸タンパク質に時間を多めに割く、ということなども大切です。
ありがとうございました!