『暗記が苦手』を脱出する
こんにちは。化学講師のあじきです。
今回のテーマは『暗記が苦手を脱出する』方法についてです。
途中までは私がXでポストしたものの転載になります。
暗記が苦手な子の特徴として、こちらの質問に対して、
『その近くの単元で知っている単語をこちらが頷くまで片っ端から言っていく』
というものがあります。そしてこのような子は多くの場合、
『最終的に答えが出せたのだから自分は暗記できている』
という勘違いをしています。5個言えばどれかが正解、という濃度が薄い暗記(暗記と言えるか?)をひたすら続けていく勉強を無意識的に行っているので、いつまでたっても正確に覚えられないし、覚えてもすぐに忘れてしまいます。 絶対的に自信を持って、『これの答えはこれだ』と言えるものを着実に1コずつ増やしていく。この感覚を身につけない限り、暗記は得意になりません。
私は暗記が苦手な生徒さんに対しては、まず最初にこのことをお伝えしています。
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「AとB、どっちがどっちだったかいつもわからなくなるんですよねー」
このような言葉をよく耳にします。このような場合は、1回だけしっかり時間を取り、絶対にAとBを間違えないような解決策をなんでも良いので考えることが大切です。
例 島根と鳥取の区別がつかない
解決策① 「しまとり!」しまとり、しまとり、しまとり、しまとり、、、と30回言う
解決策② ひろ『しま』の上が『しま』ね!(広島の位置は分かる前提)
解決策③ (関西住みの場合)鳥取砂丘に行くとき、岡山(兵庫)の次に着いたから、近い方が鳥取!
解決策④ 島は大きい、鳥は小さい。大きい方が島根!小さい方が鳥取!
これは今、即興で考えてみましたが(他には『ねっとり』という覚え方もあるらしいですね)、とにかくなんでも良いので、自分で何か解決策を考えます。
何度も間違えてしまうものは、一度しっかり時間をとり、完全に区別できる解決策を自分流で作る。
これで同じミスを着実に減らしていく。これが大切です。
ありがとうございました!