1年弱の対策で難関中学に合格できたわけ(その2)

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2022/6/10

私は、1年弱の対策で難関中学に合格しました。

今回は、その勝因の1つである「小6春の時点で基礎が完璧に身についていた」についてお話していきます。


中学受験は、教科書の内容だけでは到底太刀打ちできません。しかし、だからと言って、教科書を無視していいという訳ではありません。

教科書の内容が曖昧なまま受験塾に通いだすと、必ずどこかで躓きます。躓いても、塾のカリキュラムはどんどん先に進みます。理解できないけど、とりあえず授業だけは出席している、という状況になりかねません。


通塾されている方は、「教科書の内容なんて簡単だ」と思うでしょう。

しかし、受験塾に通っていて難関中学を目指している生徒さんでも、一部教科書の内容が抜けていることがあります。


例えば、国語の漢字。難関中学では、特殊な読みや難しい熟語が出題されることもありますが、基本的には小学校で習う漢字を組み合わせたものにすぎません。塾のテストで漢字の失点が多い生徒さんは、学校の漢字テストでも満点が取れていない場合があります。

漢字も馬鹿にできませんので、このような生徒さんの場合は、授業の時間を使って漢字の対策も行わなくてはなりません。もし、漢字の知識がしっかり身についていれば、漢字の対策の時間を読解演習にあてたり、算数の特殊算にあてたりできます。


受験算数では、旅人算や流水算などの特殊算を習いますが、その前提となる「速さ」は教科書の内容です。塾の授業についていけない場合は、前提の「速さ」の知識が不十分な可能性があります。


このように考えると、中学受験においても、教科書をベースとした基礎力が重要なことがわかります。どんなに難しい内容を学んでも、ベースがなければどこかで崩れてしまいます。

逆に、ベースがしっかり固まっていれば、受験で必要な特殊な知識は上乗せしやすいです。


私の場合は、幸いにもベースがしっかり固まっていたようです。漢字などには時間を割くことなく、算数の特殊算などに時間を費やすことができたことも、勝因の1つでしょう。


このような経験を踏まえ、私の授業ではとにかく基礎を大切にします。「塾についていけない」「塾のテストの点数が悪い」という場合は、回り道に見えるかもしれませんが、1度基礎に戻ることをお勧めします。入試本番から逆算し、「〇月までに基礎をマスターして、〇月から発展的な内容に入ろう」など受験に間に合うようにご提案致します。


中学受験をするかどうか迷っている方は、まずは国算社理の4教科、教科書ベースでよいので、すべてをマスターすることを心がけてみるとよいでしょう。

私のような1年弱での受験対策は、かなりのレアケースですので真似することはお勧めしませんが、何かの事情で通塾が難しい場合は、基礎の徹底を心がけておけば、本格的に受験対策に入ったときに効果を発揮するでしょう。

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