#4 文章問題の考え方
発達障害に限らず、小学生の方々にとって算数で躓きやすいポイントがあります。それは、①文章問題②単位の変換③時計④図形になります。
みなさんは”9歳の壁”を聞いたことがあるでしょうか。これは、発達の中で認知発達が進むことによる劣等感や自己肯定感の低下といわれています。学習面における”9歳の壁”では算数における単位の変換など抽象的な内容が学習に盛り込まれていくために、学校の授業で内容理解の差が出てくることになります。
今回は、その”9歳の壁”以前に問題となってくる①文章題について解説していきたいと思います。
算数の文章題において問題になってくるのは①問題文を理解する読解力②四則演算の法則性の理解(立式ができる)③空間認識能力(頭の中でイメージする力)④計算能力です。発達障害に限らず、小学生が文章題で躓くのは上記の①~④のうちのどれか、もしくは複数の要因が考えられます。それでは、①~④の必要な能力をどのように身に付けて行けばいいのでしょうか。
①問題文を理解する能力
「問題文を理解する能力=頭の中で具体的なものに置き換えてイメージする能力」となります。例えば、「たろうくんがお母さんから100円のお小遣いをもらいました。そのお金で、55円のお菓子を買いました。残りはいくら残っているでしょうか」といった問題があったとします。我々、大人は簡単だと思いますが、子どもたちは難しく思う子もいるでしょう。なぜ難しく思うのでしょうか。それは、頭の中でイメージができないからです。私たちは問題文を読んだ時に「男の子」が「お母さんから」「100円をもらって」お菓子を買うイメージをつけることができます。それが難しいために躓くのです。ではどうすればいいのでしょうか。
それは、「図示」になります。視覚的なイメージをつけることにより子どもたちの頭の中でイメージできるようになります。そんな簡単なことでいいのか?と思うかもしれません。ですが、それが難しいのです。そういった際に、私たち講師が授業をすることになります。
実際、数字といった抽象的な概念は子どもにとって理解が難しいものになります。子どもさんがどこの部分に躓いているのかを見極めて授業をするのがプロの講師となるでしょう。
②以降の部分については、次回とさせていただきます。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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