知識のストックを作ろう

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2022/9/5

こんにちは、講師のニシオカです。

一般/推薦入試のための、小論文や志望理由書を書く時には、

「自分自身の立場・考え」の表明が求められます。


例えば、

「SDGsが呼びかけられている現在、あなたの考える持続可能な社会のあり方はどのようなものか、1200字で答えなさい。」

そもそもSDGsの取り組みにどのようなものが実際あるのか、知っていなくては何も書けません。「ペットボトルのリサイクルや、レジ袋をもらわないこと」だけでは、とても1200字の分量には届きませんね。

どうしてSDGsが言われるようになったのか、

どのような取り組みがあるのか、

知識として自分に取り組むことから始めましょう。


他にも、今年の入試で狙われやすいテーマとして、

「アフターコロナの暮らしは、コロナ以前のものとどのように変わると考えるか」

「AIが人の仕事を奪う、と予測されていることについて、どう思うか」

「災害や非常時における医療体制のあり方について、何を提案できるか」

「マスクで顔を覆って暮らす生活は、社会にどのような変化をもたらしたと考えるか」

などが挙げられます。

実際に推薦入試で提出する書類に、上記のようなテーマでの「立場や考え」の表明が課されています。


新聞を取っていない家庭も多いので、そういう場合は図書館を利用しましょう。

少し前の新聞でも大丈夫ですよ。特に社会面を読んでみよう。

新聞やネットニュースで気になるものがあれば、

1.何についての記事か

2.新聞またはサイトの名前、日付

3.記者の見解(あれば提案)

4.自分が何を考えたか(「いいと思う」「よくないと思う」という感想はNG)

をメモ書きしたり、ノートにまとめてごらん。

一週間に2~3個でいいので、知識をストックしていこう。


添削や指導をしていて、誤解が多いなぁと思うことがあります。

「大学ではこんなことを学びたい!」

「こんなことに関心がある!」

という、なんとなくあなたの中にあるものを取り出して書くのは作文の延長であり、

小論文では、

「今社会がどうなっているかを前提にして、あなたが何をどう考えるか」

「それがどのような経緯で始まり、これからどうなっていくと予想するのか」

といった視点を要求されます。

つまり、外から取り込んだものを考察して書くのが小論文


一人でも出来ないことではないけれど、

試行錯誤している場合ではない方には、こんな講座があります。

考えるって、かなり大変だけど、でも自分を成長させる楽しい作業でもありますよ。

一緒に学びませんか。

〔小論文〕0から書く推薦入試小論文 | 総合型・学校推薦型対策 | オンライン家庭教師マナリンク (manalink.jp)


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