山登りで例える 勉強の頂上

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2025/9/17

山登りをされたことがありますか?

私は往復2時間~6時間の山に、趣味として登っています。

実は、山登りと勉強には共通することがあります。


山登り開始から30分のうちは、地面を見ながら黙々と進んでいくだけです。

開始から1時間もたてば、ふもとからかなり離れて成果が見え始めます。

そして、早く頂上に行きたくてうずうずする気持ちになります。

頂上に着くと「やり遂げた!」という感動と、ふもとの見え方が変わることに驚きます。車や人が豆粒のように見え「人間ってなんてちっぽけな生き物なんだ」と不思議な気持ちになります。


これは勉強にも言えることです。最初は自分のやってきたことが大したことではないように思います。しかし、継続し続けただけあって、ずいぶん高みに来ていることを実感します。

山登りも勉強も、8合目を超えたあたりから、その教科やこの世界への哲学が生まれます。


私は大学2年生くらいの時に「科目というもので分断されているが、社会も英語も人生の本質を教えている。人間は何を考えているか、人間とはどういうものかというものが学問の芯の部分にある」と気づきました。


辛抱強く物事をやり続けると、すべての事柄は一つにつながっていると、自分で気づけるようになります。皆さまにも、この体験を早いうちに体験してもらい、少々の悩みで苦しまなくなっていただきたいです。世界とは、人生とは、と大きなテーマで生きていると、ちょっとのことでイライラしなくなりますよ。学問を修めると良いことだらけです。

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