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こんな生徒さんにおすすめ!
- 国語をどうやって勉強したらいいか分からない方
- 国語の点が伸び悩んでいる方
- 長文を読むのに時間がかかる方
内容
なぜ国語の点は安定しないのでしょうか?
なぜ自信があったのにいざ採点すると間違えていたのでしょうか?
それは「なんとなく」解いているからだと思います。
国語は根拠をもって答えを導かないと高得点は望めません。
こちらの例文をご覧ください。
A君は学校に遅刻した。〔1〕先生に怒られた。
下校のときは犬に追いかけられた。〔2〕散々な一日だった。〔3〕帰宅すると好物の夕飯が待っていた。
ごく簡単な文章で、容易に接続詞を入れることができます。しかし大切なのはその「理由」を言えることです。
〔1〕遅刻という原因で、先生に怒られる結果なので「だから(順接)」。
〔2〕怒られた事と犬に追われた事をまとめて散々な一日と表しているので「つまり(言換)」
〔3〕散々な一日から一転して、良い事が起きているので「しかし(逆接)」
このように論理的に説明できることで解答が正確になります。これが国語の勉強なのです。
これは文章が難しくなればなるほど活きてきます。
もう一つ、設問を「なんとなく」読まないことです。設問を読み込む大切さです。
本当に正確に読み込めば、本文をみることなく2択、正答に導けることもあります。
以下は難関校の問題の抜粋で、本来もちろん本文を読んで回答する問題です。
「本来、夢になる可能性があるものは、そこらじゅうに落ちています」とありますが、これはどういうことですか。ふさわしいものを次の中から一つ選び、番号で答えなさい。
1.自分の力で得たものだけが将来を切り開く夢となるということ
2.自分では気づいていないようなところに夢は存在しているということ
3.自分で心ひかれたものであればなんでも夢にすることができるということ
4.自分で見つけたものよりも他人があたえてくれるものが夢となるということ
答えは3です。
どうしてこれが本文を見ずに正答できるのでしょうか。
どういうことか?という問題は「言い換え」を問われています。
まず主語と述語をみます。さらに理解しやすく修飾語を削ると「夢は」「落ちています」どこに?「そこらじゅうに」
「夢は、落ちています。そこらじゅうに」
ここから出発すると1と4は「落ちている」表現からかけ離れています。2と3を比較すると3に比べて2は「そこらじゅうに」から限定的なニュアンスです。
もちろん本番では本文を読み精度を高めますが、設問を読み込む大切さを感じてもらえたと思います。
他にも記述問題対策、選択肢の絞り方などお伝えしたいことは山のようにあります。授業の段階・問題に応じて解説していきたいと存じます。
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