言葉から学ぶ①「非凡なる凡」
2023/3/27
みなさんは「非凡なる凡」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
私ははじめ会社の上司から聞いた言葉ですが、それから心に留めている言葉です。
実は、大河ドラマ『おんな城主直虎』でもこの言葉が使われていました。
凡人である事を踏まえ、決しておごらず、その上で何をなすべきかを捉え、
やるべき事を積み上げていかれる。
凡なる事を着実になしえていくお方はやはり非凡なのではないかと。
これが直虎がドラマ内で語られた言葉です。
大学受験に求められるものこそ『非凡なる凡』
毎日予習をする、授業を受ける、復習をする、問題集を解く、個別指導を受ける
こういった日々を受験生は過ごしているのだと思いますが、
1つ1つを取ってみれば、たいして難しいことではありません。
ですが、これら一連のことをストイックに欠かさず毎日続けるというのは、まさに非凡ですね。
たとえば、得意科目では当たり前のようにできることも、苦手科目だとそうはいきません。
私も高校生のときは、自分に甘い人間でしたので、ルーティンを作り身体に習慣化させるまで徹することで、甘い自分を律してきました。
『非凡なる凡』は一生役に立つ
私は大学生時代、医学部に在籍していたこともあり、
「臨床」「研究」「健診のアルバイト」「予備校勤務」を日々続けていました。
睡眠時間は毎日4時間、昼寝が30分程度です。
本当にあの生活をよく続けていたなと、今振り返って思いますが、
当時の経験があったからこそ、社会人となり忙しい状況下でも自分を見失わず、仕事と挑戦を両立できているのだと感じています。
私が過去やっていたことも、今行っていることも、1つ1つをみれば対して難しいことではありません。すなわち、凡なる事です。
しかし、凡なることを続けるのは容易ではなく、たびたび折れそうになることもありました。
大学を休んでやろうかという考えもよぎりましたが、私を応援してくれる両親や周囲の方々を裏切るわけにはいかないと奮起することで、なんとか走り抜けてこれました。
世の中のあらゆることの大半が、「凡なること」です。
しかし、「非凡なこと」を成し遂げるためには「凡なることを非凡だと言われるぐらいにやる」ことが必要だということです。
私は今でも『非凡なる凡』を目指して、日々自分を律しています。
みなさんもぜひこの言葉を心に留めて、非凡を目指してみてはいかがでしょうか。
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