中間テストがふるわなかったお子さんに|“出題元分析”&“学習の的しぼり”で期末は変わる!

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2025/5/28

「うちの子、中間テストが返ってきたけど、あまり良い点じゃなくて…次の期末テストが心配です」

これは、この時期によく耳にする保護者の方のお悩みです。特に1年生の場合、中学校に入って初めての定期テストということもあり、子どもも親御さんも、どう取り組めば良いのか戸惑うことが多いのではないでしょうか。

でも、1年生に限らず1学期の中間テストこそ、この1年間のテスト対策に生かせる「宝の地図」なのです。


中間テストは「先生の出題傾向」が見える貴重な資料

中学校の定期テストは、教科書の内容をもとに、各教科の先生が作成します。そのため、同じ単元でも「どこを重視するか」「どういう形式で問うか」は、先生によって違いがあります。

中間テストは、その先生のクセが初めて見えるテストです。つまり、「この先生は教科書のコラムからも出題するんだな」とか、「ワークの応用問題が狙われやすいんだな」といった傾向がわかるのです。

中間テストの得点が思わしくなかったお子さんほど、「どこから出されたか」をていねいに分析することで、次の期末テストでの巻き返しがしやすくなります。


成績がふるわない子ほど「絞り込む」対策が効果的です

学年の成績が下位にいる生徒さんほど、定期テストの範囲すべてをくまなく対策することは、現実的にとても難しいものです。時間も、理解力も、集中力も、すべてに限りがあります。

だからこそ、「どのレベルの問題なら解けるか」「どこなら点が取れるか」を見極めたうえで、その生徒さんが自力で解けるレベルの問題に的を絞って対策をすることが大切です。

このように的を絞った学習をすることで、大きく得点を伸ばすことができるケースも少なくありません。全範囲の答えを写すだけだったり、テスト範囲が広すぎて対策する意欲を喪失するよりもずっと効果的なのです。


解き直しだけではもったいない!「出題元」を調べてこそ意味がある

よく「テスト直しは大事」と言われますが、単に答えを写すだけでは効果は限定的です。

大切なのは、「その問題は、どこから出たのか?」をたどること。

• 教科書のどの部分?

• ワークのどの問題?

• 授業で扱ったプリント?

こうした出題元をたどることで、「どこが弱点か」だけでなく、「先生がどこを重視しているか」までが見えてきます。

これは、家庭ではなかなか気づきにくいポイントかもしれません。特に、保護者の方が教科の内容や指導要領を把握してサポートするのは、現実的に難しいですよね。


オンライン家庭教師としてお手伝いできること

私が中学生の学習をサポートするときは、テスト結果をもとに「出題元分析」と「今後の対策」を一緒に行うようにしています。

このように、単なる「勉強時間の増加」ではなく、「どこをどう勉強するか」が成果を左右するのが中学生の学習です。

私が行うオンライン個別指導では、この「定期テスト分析」を非常に重視しています。お子さんと一緒にテスト問題を見直し、各問題の出題元を丁寧に特定していきます。そして、その分析結果をもとに、お子さん一人ひとりの学習状況、理解度、そして学校の出題傾向に合わせた、絞り込んだ対策を含むオーダーメイドの期末テスト対策プランを作成します。

• 「どこ」を重点的に復習すべきか?

• 「どの教材」を使って学習を進めるべきか?

• 「どのような学習方法」が最も効果的か?

これらの疑問を解消し、お子さんが自信を持って期末テストに臨めるよう、徹底的にサポートいたします。

もしご家庭で「出題元を調べるのが大変」「次回の定期テストの対策の仕方がわからない」と感じていらっしゃったら、お気軽にご相談くださいね。

お子さんが自信を取り戻し、学ぶことに前向きになれるよう、全力でサポートします。

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