自学のすゝめ【模試攻略①】

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2024/11/15

【スマホから見る方は横向き推奨です!】


こんにちは!

マナリンクで【中学生】をメインで

指導しているタケウチです!


この記事を書いているのは11月中旬

中学三年生は受験勉強真っ盛り


中高一貫だと


・【一般クラス】【選抜クラス】の振り分け

・早いところだと【文系】【理系】の選択


公立だと


・定期試験は継続中。

・内申点がほぼ決定に。

志望校を決めないといけない。


こんな感じでしょうか。


要は…

自分の人生に大きく関わる

大事な【時間】

というわけです。


その大事な時に

ではどう振り分けようか?

クラスだったり志望校だったり様々な選択

その判断材料に使われるのがそう…


【模擬試験】


です。

この模擬試験について

徹底的に掘り下げていこうと思います。


シリーズとしては


模試からわかることを紐解く

②模試【前】対策

③模試【後】対策


この3本立てで進めていきます。


今回は


【模試からわかること】


について説明していきます。


⭐模試からわかること⭐


さて…模試ですが

受けたことはありますか?

受けてもらうと【結果】が返ってきます。

主に同封されている内容は


①自分の点数

②自分の立ち位置【順位・偏差値】

③自分の得意・苦手分野

④志望校の合格率

⑤前回試験との比較

⑥その他解説・解答など


でしょうか。

さて問題です。

ここで3つは必ずチェックする部分があります

どれでしょうか?

残りは正直どうでも良いです笑


答えは【③】と【⑤】と【⑥】です。

理由は簡単です。

模試をそもそもなんで受けるのでしょうか?


・実際の入試に近い問題を受けられる

・今の自分の実力を試せる

・出来る出来ないを洗い出す


ですよね?


要は偏差値や順位。

合格判定などはおまけです。

その模試を受けている人達の

コンディション次第で

いくらでも左右されるからです。


したがって


👍得意・不得意なものの振り分け

👍前回と今回の比較

👍模試後の勉強に必要な解説


さえあれば必要十分ということです。


今回は最初に結論を書きませんでしたが…

模試からわかる・得られること


①自分の苦手な部分がわかる。

②前回vs今回との比較ができる。

入試に出そうな問題を集められる。

④その解説を手に入れられる。


となります。


では実際に1つずつ見ていきましょう。


1.得意・不得意の振り分け


模試は必ず【試験範囲】が書かれています。

後半になると全範囲になりますが

まじめにその範囲を勉強したと仮定して

試験に臨んだ場合…


点が取れていない部分【苦手】

点が取れていた部分【得意】


と判断することが出来ます。

結果を見てみましょう。


例えば【二次関数の文章題】が

×であれば言い訳抜きで

そこをやるしかないです笑


逆を言えば間違っている部分を全て

出来るようにすれば…?

穴を埋められるわけです。


では分析終了でいいでしょうか?

いやいやもう少し

深く見てみましょう。


模試の種類によっては

自分の正答率と

全国平均の正答率が載っている

ものがあります。


もしこの正答率が2つともあった場合は

更に分析が可能です。


自分の正答率【大幅に】全国平均の正答率


だった場合は


①その問題は【基本問題】の可能性が高い

②その問題は絶対に【落としてはいけない】

③その問題が【合否】に大きく影響を与える


です。一方で


・【大幅に】自分の正答率全国平均の正答率


だった場合は


①その問題は【応用問題】の可能性が高い

②その問題はさほど【重要度は高くない】

③その問題で【合否】にさほど影響はない


と判断できます。

では…苦手な分野

かつ何をすれば良いでしょうか?


そうです!


【全国平均より大幅に下回っている分野】


が今自分が最優先でやるべき単元になります。

模試って凄いですね笑


2.前回と今回の比較


出来ないところが

出来るようになれば良い。

いつぞやかのブログで

私は書きました。


じゃあ出来てないところが

出来ているようになっていると

客観的に判断するためには

どうすればいいか?


そう模試です笑

模試の種類によりますが


前回と今回で

比較が出来るようになっている

模試があります。


比較とは


・×な単元が○に変わった

・○な単元が×に変わった


といった直感的に判断が出来るようになります。

更に得意・不得意なものの

振り分けも同時に考えれば

鬼に金棒です。


結果的に

【入試までにわからない部分が一個もない】

ことがゴールですので

その一助になるのが

この前回・今回比較になります。


もしその比較がなかったとしても

前回の模試の結果が手元にあれば

それを判断材料にしてもOKです。


言われなくてもわかるかと思いますが

模試の結果は絶対に捨てないでください笑


3.入試に出そうな問題を集められる


模試の問題を誰が作っているか

かんがえたことありますか?

私は作っておりません笑

何故ならその道を極めた仙人ではないからです。


冗談はさておき

その仙人みたいな人達が問題を作っています


実際の入試問題を過去何十年分と調べて

実際の入試問題では


・こんな問題が出るんじゃないかな?

・こう聞かれたら答えられるかな?


と試行錯誤をしながら

あの問題は作られています。


実際解いてみるとわかりますが…

膨大な試験範囲で

聞かれることは無数にあるのに


模試の問題を


・順番に解いて

・解説を読んで

・整理する


だけでその単元の【要点】

しっかり押さえられるように

作られているのです。


ここで言う要点とは【入試に出やすい論点】

とも言い換えられるので

模試は【良問】が非常に多いです。


模試を受けるのにお金がかかりますが

あのお金を出して

その【良問】を手に入れられるであれば

安いモノです。


かといって

全国のありとあらゆる模試を

全て受ければ良いのか?


という質問が来そうですが

模試は多くても【1ヶ月に1回】

で十分です。

沢山受けても

その分全ての復習をしなくてはならないからです。


4.詳しい解説が手に入る


模試を受けて受けっぱなし。

解き直しもせずに

どっかに捨てちゃう。

もったいないです。


前項で説明しましたが

模試は【良問揃い】です。

その良問をフルで堪能するためには


【解説】というスパイスが必要になります。


せっかくの問題も


・正しい解釈で

・正しい解法で

・正しい判断で

・正しい解答を


導き出せなければ効果は半減以下になります。

したがって試験後対策で説明しますが…


解説なしで問題を

解き直したりはしないでください。

問題を解いた後はこの解説で必ず

ブラッシュアップしましょう。


この解説も【仙人監修】ですので

大切に保管しておきましょうね♪


いかがでしたでしょうか?

たかが模試されど模試。


定期試験と違って…


・範囲が膨大

・なんか難しい

・リアルな結果から目を背けたい


と散々な言われようの模試ですが

使いこなせれば…

一気に戦闘力が上がります。


ドラゴンボールでいう

精神と時の部屋で

修行をした感覚

ですね。


リアルだと1日だけど

精神と時の部屋だと

1年みっちり修行できる。

そんな感覚になれます。


次回は

模試を受けるまでどう勉強すれば良いのか?


ここに焦点を当てて説明していきます。


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それではまた次回お会いしましょう!

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