先生の仕事 面接の指導
先生の仕事 面接の指導
大学入試の推薦入試やAO入試では、面接がなされることも多い。
受験シーズンになると、面接の指導の仕事も多くなってくる。
面接の指導は多岐にわたる。
礼儀の指導。言葉遣いの指導。話し方の指導。姿勢の指導・・・・・・・・こういったこと
ができるようになると、次に言葉の腹落ちを意識させる。
言いたいことを字面で覚えていると、どうしても言い間違いが多くなる。
友人のことやクラブ活動のことなどはスムーズに話せても、大学の学科の魅力や学んでみたい内容の話になると急にたどただしくなるということが当り前のように起こる。
別人のようになってしまうのである。
だから、大学のこと、学科のこと、学びたい内容のこと、将来のこと・・・・調べたことを何回も何回も読み込んで、話しこんでいく練習を重ねて・・・
頭にその映像が浮かぶようになるまで落とし込んで、そして自然になめらかに話せるように指導していく。
そして、最後の段階。
私がとくに大事にしているのは、面接官に響くオーラをどうつくっていくかということだ。
多く面接の指導をしてきて感じたことの一つが、
たとえ同じ内容を話していても、話し手の存在の違いによって、
響く度合が全く違うのである。
話もそううまくない、話している内容も飛びぬけてすばらしいわけでもない。なのに、びん
びんその生徒の「入学したい、ここで勉強したい」という熱が響いてくる場合があるのである。
おもしろいなと思った。だから、そういったものが最初はない生徒でも、指導していけば、それが身に着くのではないかと思い、いろいろチャレンジしてきた。
体育大学や警察などを志望する生徒なら、はきはき元気でないと話にならないので、グラウンドで声出しを先にさせることもある。大声をだすと、自然にエネルギー量は大きくなる。
そして、よく生徒にかける言葉が「毛穴からオーラをだせ!」というものだ。これはAKBの指導を行っている人が言っていた言葉だったように思う。
確かに、多くの美しい女性の中でより光るためには、なにかしら強烈な魅力を発揮しないと多くのファンの心を掴むことは難しいだろう。
「毛穴からオーラをだせ!」たしかになるほどなと思った。
だから、面接を受ける生徒にも何回も何回もこの言葉をかける。
目の輝き、表情の輝き、それも真剣な面持ちや和やかな笑顔など変化をつつける、そして気持ちの入った姿勢、手の動き、声のはり、声のトーン、心や想いを強烈に面接官にダイレクトに届けるという意識・・・こういったことを繰り返し指導していく。
一つこっちを意識すると、こっちがだめになる。だから繰り返しの練習が必要なのだ。
もう一つ生徒によくいっていたのが、面接はスポーツと一緒だということである。いくら、知識を、本で、人から聞いて、DVD見て・・・仕入れたとしても、実際に繰り返し繰り返し練習しないとうまくならないということである。
そして、面接本番の日まで、何度も何度もやっていくのである。そして受験に旅立つ。
自分ではまあまあの合格率は出しているつもりだが・・・・・・
ただ、合格するにせよ不合格になるにせよ、この間本当に真剣に目標に向かって歩んでいく時、そこにあるのは間違いなく確かな人間的成長である。
この価値は本当にすばらしいものだと思う。
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