AI隆盛の時代だからこそ、自分の頭を使えるか否かが問われている!

みなさんこんにちは!講師の富岡です。
今回は、AI隆盛の現代と勉強について書いていきたいと思います!
AIとの共存が叫ばれて等しい現代ですが、これからAIはますます発展していくことでしょうから、今まで以上に人間側の態度が問われるのではないでしょうか?
悲しいことに、現代の高校生の中にも、すべてのことをAIに代替させることを良しとしている、なんならそれが理想郷のように考えている人が一定数いるそうです。
自分が何も考えずとも、全てAIがこなしてくれる日を待ち望んでいるのだそうで。。
ですが、それは立ち止まって考えてみるとかなりまずい思想ではないでしょうか。
というのも、我々人間の存在意義がなくなってしまうからです。
AIが全てのことをやってくれるのなら、それはもうAIだけが生き残り、人間は滅ぶでしょう。
人間が人間たり得る「思考」という営みを放棄するのなら、そこに残った人間っぽい見た目をした何者かは一体何なのでしょうか。
そう考えると私はゾッとします。
確かにAIは凄まじい勢いで日々成長し、我々にも多大な恩恵をもたらしてくれています。
どうしても人間は「便利」には勝てない。
その恩恵が莫大であればあるほど、負の側面からは目を背けていくのが、「スマホ」の登場以来私がひしひしと感じている人間の性でございます。
AIが当たり前の世の中に生まれてくるこれからの時代の子どもたち(これをAIネイティブと呼ぼう)は、どのようなものだろう?
デジタルネイティブと呼ばれる今の若者たちは、どこまで粘り強く思考できるのだろう?
私は、こうした時代だからこそ立ち止まって思考できるか否かが求められている気がしてなりません。
確かに分からないことの多くはAIが“正解”を出してくれるかもしれません。
でも日々の生活の中での“判断”は自分自身に委ねられているのです。
その“判断”は、思考による鍛錬によって深いものになってくるものです。
普段から、言葉、数式、知、情報などを他人任せにしている人が、目の前の事象を正しく理解し判断できるとは到底思われないのです。
反対に、言葉、数式、知、情報などを自分の中に落とし込み内面化できている人は、目の前の事象を正しく理解し判断できるはずです。
AIに全て任せれば万事解決だというAI崇拝主義に陥る人は、私はかなり危険だなと感じます。
人生の船頭は紛れもない“あなた”なのに、その座をすっかり明け渡すつもりでいる。
きっともう何も“考えたくない”のだろうと思います。
瞬時の判断は、その人がどれだけのものを自分の中に内面化してきたのかで決まると私は考えています。
脳みそが空っぽの人が、何か緊急の折に状況を正しく判断し、ふさわしい行動を取れるとは到底思われないのです。
そんな緊急事態でも悠長に、AIに聞いてみるから待ってて、などというつもりでしょうか。
それはあまりにも滑稽だと思いませんか。
今、私たちは大量の情報に晒されて、与えてもらうのが当たり前になっています。また、コスパ・タイパの時代の中を生きています。
そんな中で、立ち止まって物事をじっくりと考えるというのは時代に反逆しているかのようです。
しかし、立ち止まって物事をじっくりと考えるという営みは、コスパ・タイパの現代だからこそ再度光が当てられるべき人間の本質的営為ではないでしょうか?
それが、綺麗事でもなんでもなく、精神をカルチベートしてくれるものだからです。
AIと共存するにふさわしい“人間”の態度を醸成してくれるものなのです。
だからこそ、この時代だからこそ、勉強することが大事なのではないでしょうか。
価値観が多様化し、人生のあり方の正解が消滅したリキッド・モダニティにおいて、自分自身が目の前の事象に豊かな判断ができるように。
精神を痩せ細らせてはならない。
知を他人(AI)に委ねてはならない。
他人に知を委ねている者は、その精神がどんどん痩せ細っていく。
私はそう感じます。
もはやこの考え方自体が「反時代的考察」となってしまいそうで、私は愕然としています。
これからのAIネイティブはどうなっていくのだろう。
半ば興味があり、半ば恐ろしくもあります。
少なくとも我々大人が、知の歩みを止めてはならないわけです。
その責務は私も全うするつもりです。
これからの未来を担う子どもたちが豊かに生きていくために。
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