オンライン家庭教師マナリンク

AI隆盛の時代だからこそ、自分の頭を使えるか否かが問われている!

2025/7/1

みなさんこんにちは!講師の富岡です。


今回は、AI隆盛の現代と勉強について書いていきたいと思います!


AIとの共存が叫ばれて等しい現代ですが、これからAIはますます発展していくことでしょうから、今まで以上に人間側の態度が問われるのではないでしょうか?


悲しいことに、現代の高校生の中にも、すべてのことをAIに代替させることを良しとしている、なんならそれが理想郷のように考えている人が一定数いるそうです。

自分が何も考えずとも、全てAIがこなしてくれる日を待ち望んでいるのだそうで。。


ですが、それは立ち止まって考えてみるとかなりまずい思想ではないでしょうか。

というのも、我々人間の存在意義がなくなってしまうからです。


AIが全てのことをやってくれるのなら、それはもうAIだけが生き残り、人間は滅ぶでしょう。

人間が人間たり得る「思考」という営みを放棄するのなら、そこに残った人間っぽい見た目をした何者かは一体何なのでしょうか。


そう考えると私はゾッとします。


確かにAIは凄まじい勢いで日々成長し、我々にも多大な恩恵をもたらしてくれています。

どうしても人間は「便利」には勝てない。

その恩恵が莫大であればあるほど、負の側面からは目を背けていくのが、「スマホ」の登場以来私がひしひしと感じている人間の性でございます。


AIが当たり前の世の中に生まれてくるこれからの時代の子どもたち(これをAIネイティブと呼ぼう)は、どのようなものだろう?

デジタルネイティブと呼ばれる今の若者たちは、どこまで粘り強く思考できるのだろう?


私は、こうした時代だからこそ立ち止まって思考できるか否かが求められている気がしてなりません。


確かに分からないことの多くはAIが“正解”を出してくれるかもしれません。

でも日々の生活の中での“判断”は自分自身に委ねられているのです。

その“判断”は、思考による鍛錬によって深いものになってくるものです。


普段から、言葉、数式、知、情報などを他人任せにしている人が、目の前の事象を正しく理解し判断できるとは到底思われないのです。

反対に、言葉、数式、知、情報などを自分の中に落とし込み内面化できている人は、目の前の事象を正しく理解し判断できるはずです。


AIに全て任せれば万事解決だというAI崇拝主義に陥る人は、私はかなり危険だなと感じます。

人生の船頭は紛れもない“あなた”なのに、その座をすっかり明け渡すつもりでいる。

きっともう何も“考えたくない”のだろうと思います。


瞬時の判断は、その人がどれだけのものを自分の中に内面化してきたのかで決まると私は考えています。

脳みそが空っぽの人が、何か緊急の折に状況を正しく判断し、ふさわしい行動を取れるとは到底思われないのです。


そんな緊急事態でも悠長に、AIに聞いてみるから待ってて、などというつもりでしょうか。

それはあまりにも滑稽だと思いませんか。


今、私たちは大量の情報に晒されて、与えてもらうのが当たり前になっています。また、コスパ・タイパの時代の中を生きています。

そんな中で、立ち止まって物事をじっくりと考えるというのは時代に反逆しているかのようです。


しかし、立ち止まって物事をじっくりと考えるという営みは、コスパ・タイパの現代だからこそ再度光が当てられるべき人間の本質的営為ではないでしょうか?


それが、綺麗事でもなんでもなく、精神をカルチベートしてくれるものだからです。

AIと共存するにふさわしい“人間”の態度を醸成してくれるものなのです。


だからこそ、この時代だからこそ、勉強することが大事なのではないでしょうか。

価値観が多様化し、人生のあり方の正解が消滅したリキッド・モダニティにおいて、自分自身が目の前の事象に豊かな判断ができるように。


精神を痩せ細らせてはならない。

知を他人(AI)に委ねてはならない。


他人に知を委ねている者は、その精神がどんどん痩せ細っていく。


私はそう感じます。


もはやこの考え方自体が「反時代的考察」となってしまいそうで、私は愕然としています。


これからのAIネイティブはどうなっていくのだろう。

半ば興味があり、半ば恐ろしくもあります。


少なくとも我々大人が、知の歩みを止めてはならないわけです。

その責務は私も全うするつもりです。

これからの未来を担う子どもたちが豊かに生きていくために。

このブログを書いた先生

大学受験の指導が得意なオンライン家庭教師一覧

この先生の他のブログ

富岡の写真

高校生の成績が伸びない本当の理由 ― 「教える指導」から「考える指導」へ

2026/2/13
「塾にも通っているのに、なぜか成績が伸びない。」「授業は理解しているはずなのに、模試になると点数が取れない。」これは多くの高校生のご家庭から実際にいただくご相談です。勉強時間が足りないのでしょうか?努力が不足しているのでしょうか?そういう場合もありますが、実際はそうでないケースも非常に多いのです。🍀...
続きを読む
富岡の写真

現代文の正しい勉強法で差がつくのは高1・高2|大学受験で伸びる子の共通点とは

2026/2/6
⚫︎「現代文の勉強法が分からない」⚫︎「読んでいるはずなのに点数が安定しない」これは、新大学受験生となる高校2年生、そして時間に余裕のある高校1年生の保護者の方から、非常によく聞くお悩みです。現代文は「センスの教科」「国語は才能」と思われがちですが、大学受験の現代文は決して感覚勝負ではありません。正...
続きを読む
富岡の写真

大学受験化学が伸びない本当の理由|合否を分ける「教科書レベル徹底」とは

2026/2/6
🍀大学受験化学で成績が伸びない本当の理由ーー「教科書レベルの徹底」が合否を分けます。⚫︎「化学は暗記科目だと思っていたのに点数が安定しない」⚫︎「問題集を何周もしているのに、模試になると解けない」これは、大学受験を控えたご家庭から非常によく聞く声です。実はこの悩み、努力不足や才能の問題ではありません...
続きを読む
富岡の写真

中高一貫校の数学は「つまずく前」が勝負?!成績が落ちる前に始める予防型対策とは

2026/2/6
🍀中高一貫校数学が難しい本当の理由ーー「つまずいてから」では間に合わない時代へ中高一貫校の数学は難しい。これは多くの保護者の方が実感されていることではないでしょうか?⚫︎「最初は順調だったのに、急に分からなくなった」⚫︎「定期テストはそこそこだが、本当に理解できているのか不安」⚫︎「模試になった瞬間...
続きを読む