共通テストを甘くみてはいけない!!

1

2025/8/7

みなさんこんにちは!講師の富岡です◎


国公立大受験生は確実に受験することになる共通テスト。

これ、特に現役生は甘くみがちな傾向にあります。


めちゃくちゃ惨事になるので、今のうちに認識を改めて欲しいと思い、今回は共通テストについて書いていこうと思います!


①配点が低くても共通テストを侮るな!

二次試験との比率で見たときに共通テストの比率が小さくなる大学は、最難関大に多いと思います。

ただ、その共通テストで他の受験生に勝つくらいの勢いでやらないと、結局二次試験で負けてしまうのです。


確かに二次試験の配点は大きいし、それ専用の対策を十分に積むのはもちろんなのですが、これってみんなやるんですね。

それに、過去問を数年間分析すれば、ある程度求めていることも見えてくるので傾向と対策が比較的しやすいのも特徴です。


ですが、共通テストはなんか、変なんです(失礼)。

形式も独特で、時間制約が厳しい。

科目数も多いし、多くの受験生にとって最初の試験でもあります。


その共通テストで振るわなかったらどうなると思いますか?


共通テスト後に各予備校にあなたの自己採点結果をリサーチにかけます。

そこですぐに判定が出されます。

そこでの判定が思わしくなかったら…?


不安を助長するつもりではありません。

このような事実は毎年のように起こっているのです。


共通テストの判定が悪かったら、二次試験に強気の出願ができるでしょうか?

共通テストであなたよりも点数を取れる人たちが受けてきているのです。

いくら試験形式が独特だからといって、事実その試験であなたよりも多くの点数をとっている人と二次試験で争うのです。


私は思います。

二次試験の逆転合格は、たまにしか起こらない。

反対に、共通テストの結果が良い大学はだいたい受かる。

共通テストでまず合格ラインに近い点数を取るべし。


そんなものです。


②夏に基礎を固め、秋に共通テスト演習を開始しよう!

この夏は徹底的に基礎固めをする季節です。

ですから、自分の弱点となる分野をどんどん教科書レベルから攻略して欲しいわけです。


でも、9月、10月になったら、過去問や実戦問題集で共通テスト形式の問題をバンバン解いて経験値を積んでほしいのです。


学校によっては共通テスト対策が冬から始まるところもあります。

それでは遅いのです。


過去問だけでなく実戦問題集も解くとなったらそれなりに時間が要り用です。

ただ解くだけでなく、「研究」する必要がありますからね。


足掛け3〜4ヶ月は共通テスト対策をする期間を設けておくと良いでしょう。

特に地方の国公立大や、準難関国公立大と呼ばれる大学は、なんだかんだ共通テストの比率が高いところが多いので、尚更です。


③今一度、なぜこの科目数の多い茨の道を選んだのか振り返ろう!

国公立大受験生は、もう一度自分が選択している科目の多さを振り返ってみてください。

かなり多いですよね…。

「情報」も追加されててんこ盛りです。


私も実は昨年、共通テストを試験がてら受けに行ったので(4回目!)、その科目の多さは身にしみてよくわかります。

これをこなすって本当に大変。


ですが、その道を選んだのは他でもない自分なわけです。

この科目の多さは、二次試験ではなく共通テストなはずです。

二次試験になるともう少し科目数は抑えられるはずです。


共通テストのためにここまで多くの科目を勉強しているのですから、絶対に共通テストで負けたくないと思いませんか?


私の場合になりますが、定期的に受験を経験しに行っている(←変わり者)ので、そのたびに思うのです。


「あ〜、なんだかんだ共通テストで差は出てくるものだなあ。」


これはまさしく現場での肌感覚なのです。

入念に準備して高得点をもぎ取る人は、安心して二次試験に臨めるでしょう。

そのまま逃げ切って合格を掴み取るものです。


共通テストを甘く見てはいけない!!

1

この先生の他のブログ