【9月版】大学受験生の勉強のしかた
2025/8/31
みなさんこんにちは!講師の富岡です◎
いよいよ9月になります。勉強の進捗はいかがでしょうか?
8月は徹底的な基礎固めが重要だというお話を私はよくしますが、みなさんはこの8月でどれくらい基礎固めができたでしょうか?
ちょうど良い機会ですので、一度振り返ってみてくださいね。
さて、9月になるといよいよ「受験が近づいてきた…!」感があると思います。
一般入試はもちろんですが、推薦入試を受験される方はなおのことだと思います。
そんな中で、この9月はどのように勉強を進めて行けば良いのか?私の考えを述べていきますね。
①過去問を解こう。
この9月で何よりもまず優先的にやって欲しいのが、志望校(または共通テスト)の過去問です。
大学受験に10年以上携わっていると、過去問に手をつけ始めるのが遅い受験生が多くいることに気づきます。
その心性は「もし解けなかったらどうしよう…」に尽きると思います。
ようは「怖い」のです。そのために、過去問に手を伸ばせずにずるずると引きずってしまうタイプだといえます。
ですが実際のところ、この9月に志望校の過去問研究を始められるかが圧倒的に鍵を握りますよ!
なぜなら、9月段階で志望校が求めている力と自分の現状がどれくらい離れているのかを認識できれば、残り期間で必要な修正を加えられるからです。
8月に基礎を固めてもらったと思いますが、それは何も過去問をスラスラ解けるようになるためにやっていたわけではないのです。
そうではなくて、過去問研究や分析に耐えられるだけの基礎力を身につけてもらっていたのです。
ですから、基礎がある程度固まってくるというのは、過去問の問題がスラスラ解けるのではなく、自分に何が足りないかを認識しやすくなるというメリットがあるのです。
自分が行きたい大学に受かることが目標なわけです。その大学にはその大学の求めている力があります。9月からはそれに適応していく作業に入るべきです。
必ず過去問を研究しましょう。
②基礎に立ち返る。
基礎基本の徹底は8月まで!と信じてやまない人はちょっと危険かも。
基礎基本の確認は9月以降も続きますよ!
①で述べたように過去問研究をしていくわけですが、研究する中で「実は自分この分野がよくわかってないんだよなぁ〜」とか「あれ、もしかして自分この分野が弱い…?」なんていう気づきが100%出てきます。そんなものです。私も出てくるくらいですから(笑)。
この「気づき」が宝物なのです。それを修正することこそ、志望校合格に近づくための絶対必要条件なのです。
ほとんどの受験生は基礎基本の徹底が甘くなります。
基礎基本の徹底とは、最後は過去問研究の中でなされるものなのです。
志望校が求めてくる力に達するためには、今あなたにはこの分野の力が必要ですよ!と過去問は教えてくれるのです。
優先的にその分野の基礎に立ち返り、定義や原理原則を確認することが求められます。
まだまだ教科書レベルの理解が及んでいない分野があるはずです。過去問であぶり出してください。
類題を解き直すことも大事ですが、何よりもまず定義や原理原則を見直し、頭に入れることを優先してください。全てはそこからです。
③難しい問題集で安心感を買わない。
この時期は特に受験生は「不安」との戦いです。
「不安」をもつということはとても大事なことですし、通常運転です。みんな「不安」なのです。
ですが、そこにつけ込まれて、やたらめったら難しい問題集や有名問題集に手を出してしまう人が多すぎるのは、私はまずいなと考えています。
そもそも大半の受験生は、それらを消化できていません。
言い方が悪いかもしれませんが、「ただやっているだけ」。
結局、問題を解いたという「安心感」だけを買っていて、一時的に「不安」を解消しようとしているに過ぎないのです。
周りが「◯◯問題集をやっているから自分も」とか、「この問題集や参考書は簡単だからもっとレベルが高いものを」とか言い出す受験生は、基本的に注意が必要だなと私は特に思います。
そういう受験生が秋口から成績を伸ばすことができた例が非常に少ないからです。少なくとも私の観測範囲では“ゼロ”です。
逆に、秋口からぐんと成績を伸ばしていく受験生というのは、過去問分析をしながら基礎基本に立ち返り、徹底的に基礎の抜け漏れをなくすことができるタイプです。
どんなに周りが有名参考書や問題集をやっていようと関係ありません。
自分が消化できなきゃ何もならないからです。
私はかなり口うるさく「基礎、基礎」と言います。すぐに難しい問題集に手を出さないように言います。
私の生徒たちは、9月は「過去問と教科書レベルの問題集」だと心得ておきましょう。
大事なのは、入試本番であなたがその問題を解ければ良いのです。
それが受験です。
どんな問題集をやったとか、極論どうでもよくて、本番で初見の問題を解ければ良いのです。
大学が出題する初見の問題を満足に解き切るためには、万全な過去問分析と弱点克服(=基礎への立ち返り)、これに尽きます。
大学が求める力と現状の実力の落差を正しく認識し、その落差を埋めるための勉強をしていきましょう。
その際に、落差を埋めるために難しい問題集に手を出すとドツボにハマるので要注意!
落差を埋めるために必要なのは、基礎基本への立ち返りなのです。
自分でも愕然とするくらい、教科書レベルの原理原則が頭に入っていなかったことに気付かされますよ。
私の生徒の中には、過去何人も秋口以降にぐんと成績を伸ばしていった人たちがいます。
彼らは過去問との落差を怖れず、しっかりと現状を認識し、基礎基本に立ち返る練習を守りました。
周囲からは「そのレベルの問題集で大丈夫なの?」なんてよく言われたそうですが、あらかじめ私から「そのようなセリフに耳を貸さないこと」と釘を刺されているので、基礎への立ち返りに邁進しました。
すると、あっという間に難しい問題集をやっている人たちを追い抜いていきました。
でも当然ですよね。
だって受験は、当たり前のことを当たり前のようにこなすことができれば合格できるシステムになっているのですから。
そこから外れて我流に走ったり、背伸びしたりするからズレていってしまうのです。
私ですら毎日勉強していて、常に教科書レベルに立ち返っては基礎基本となる定義や原理原則を確認しているのです。
いわんや受験生をや、です。
過去問→基礎→過去問→基礎→……
この往復運動を心がけてください!
くどいようですが、周りは関係ありません。
まだまだ、もっともっと基礎は徹底できます。
志望校合格に向けて一緒に頑張っていきましょうね◎
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