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一つ一つの式変形に責任感を持て!

2025/3/20

数学が得意な人と苦手な人の違いは何でしょうか?

計算が速い?暗記が得意?センスがある?


いいえ、数学が得意な人ほど「なぜ今この操作をしたのか?」を常に説明できる という共通点があります。

一方、苦手な人は「なんとなくこうした方がいいと思った」「先生がそうやっていたから」と、理由を深く考えずに解いてしまいがちです。

(テストで正解できていても、「なんとなく」解法を選択していたのであれば、それは不正解とほぼ変わりません。


実は、この 「なぜこの式変形をしたのか?」「なぜこの解法を選んだのか?」を説明できるかどうか が、数学の成績を伸ばすカギなのです。


📌 なぜこの操作をしたのか?と考えると、数学が得意になる!


数学が苦手な人は、解答の流れを「なんとなく」覚えようとします。

しかし、これでは少し違う形の問題が出たときに応用が利かず、手が止まってしまいます。


逆に、「なぜこの操作をしたのか?」を常に考える習慣があると、どんな問題でも対応できる力がつく のです。


🔹 なんとなくルールとして覚えるのではなく、意味を理解する!

🔹 式変形や計算のたびに「なぜこの操作をしたのか?」を説明できるようにする!

🔹 自分で解いた問題を振り返り、1つ1つの操作に理由をつけてみる!


この習慣をつけることで、数学の理解度が格段に上がり、「考える数学」ができるようになります。


📌 今日から実践!「理由づけ」の習慣をつけよう!


数学が得意な人ほど、「なぜそうするのか?」をしっかり説明できます。

あなたも、次のような場面で「理由づけ」を意識してみましょう!


移項のとき、本当はどんな計算をしているのか?

両辺に掛け算・割り算をすると、なぜ計算しやすくなるのか?

平方完成をすると、なぜ解きやすくなるのか?

因数分解を使うと、何が便利なのか?


こうした「理由を考える」習慣をつけるだけで、数学の理解力が飛躍的に向上します!

「なんとなくやっている式変形」をなくし、しっかりと意味を理解しながら数学を学んでいきましょう!

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