証明⑥ 言葉の意味を理解し、文章を数式化する【理科】
2024/4/23
国語が他教科を勉強する上でどれほど重要なのか、今日からは理科を例に証明していきます。
理科は数学・英語・社会以上にイメージを大事にすべき科目です。
なぜなら、理科とは「日常の当たり前を解き明かす学問」だからです。
でも、ここでは敢えて理科と日常との関連付けに触れることはしません。
それでは社会で過去3回に渡って証明したことと大差ないからです。
せっかくなら多くの受験生が苦手とする、高校入試における理科の計算問題に触れておくべきだと考えました。
次の問題を解いてみましょう。
【8%の食塩水300gには、食塩が何g溶けているか。】
「%」の意味がわかっていない人が多いので、最初に明らかにしておきましょう。
「%」は「百分率」ともいう割合を表す単位で、読んで字の如く「百個に分けたうち、どのくらいの量を占めるか」を表します。
8%は「100等分したうち8個分」という意味になるので、8%の食塩水100gには食塩が8g溶けています。
食塩水が100gから300gへ3倍になるとき、溶けている食塩の量も当然8gから24gへ3倍になりますね。
【答】24g
理科の計算問題の中でも、濃度は特に苦手とする人が多い気がします。
でも、ほとんどの場合は言葉の意味をちゃんと理解しておらず、数式をイメージできていないだけです。
いい機会なので、ここで濃度の問題をマスターしましょう。
あと2問例題を紹介します。
明日の投稿を楽しみにしていてください。
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まずは自力で解いてみてください。わからなければすぐに答えをみましょう。わからない問題に時間をかけてはいけませんよ、時間の無駄ですから。わからないと思ったらすぐに解説を見て、解き方を忘れないよう類題をたくさん解く方が得策です。試験は時間との戦いなのだから、解ける問題からどんどん解かないと点は取れません...
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