「答えはAだけどBではダメなのか」
2019/11/8
タイトルのようなタイプの質問をNoSchoolではちらほら見かける。
自分の疑問だけを相手に投げかけているタイプだ。
自分の質問の仕方にも当てはまると思う人はいるのではないだろうか。
さて、このタイプの質問は回答側としてはなかなか答えにくいものではある。
というのも、このような質問をしているというのとはおそらく「Bでも正しい」と思っているからそういう質問が出てくると考えられる。
なので質問してる側の中に「Bが正しいと思う理由や根拠」があるはずなのだ。
回答する側として一番知りたいのはその「理由や根拠」である。
これが明示されていないとなると回答する側は質問者の思考回路を推測しないといけなくなる。
その推測のもとで「おそらくこの説明で納得してもらえるであろう」という回答を作り上げていく。
もし理由や根拠が明示されていれば回答する側も「ここは訂正する必要がある、ここはその考え方で良い」とピンポイントで指摘することが出来る。
質問する側も自分のどの考え方が誤りでどの考え方が正しいのか分かるので納得がいきやすいはずである。
もしこれを見た人で誰かに質問する機会があったら、自分が疑問に思ったことだけではなく自分が疑問を持つに至った理由や根拠を添えて質問してみることをお勧めする。
きっと単に疑問を示すよりも納得のいく答えが返ってくるはずである。
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