不登校の生徒さんを志望校へと導きます
私は不登校の生徒さんを何人か担当しています。
学校に行くことが善だという持論を押しつけるスクールカウンセラーがいるそうですが、私はそんなことはまったく思いません(そもそもカウンセラーが持論を押しつけるとはどういうことなのか)。たとえば、学校に行っても知的好奇心が満たされないのなら行かなくていいと思っています。なぜなら、知的好奇心が満たされない場所に朝から夕方までいなくてはならないのは地獄でしかないからです。私の経験によると、ですが。
したがって、私は生徒のことを不登校か否か、というくくりでまったく見ていません。どの程度の知的好奇心があり、それをどの程度満たしたいと思っているのか? を見ています。したがって、不登校の生徒さんが東大へ行きたいというのなら、そのレベルで授業をします。高卒レベルの学力があればそれでよいというのであれば、そういう授業をします。
親子で意見が食い違っていることが原因で――親とうまくいかないことが原因で学校に行かなくなった生徒さんもいます。このケースは、親御さんとしっかりとコミュニケーションがとれましたから、私は「親御さんの」カウンセリングをしました。私は人見読解塾やマナリンクとは別にカウンセリングの会社もやっているからです。
不登校の生徒の「心」をどんなにカウンセリングしても、あるいは認知行動療法を使っても、それは単に現象を心理学に還元するだけで、あまり意味がないと私は考えています。私が勉強のためにお世話になっているフランスで相当研鑽をお積みになった名精神科医の藤田先生には失礼な言い方だと承知していますが、あまり意味がないと私は思う。私たちは他者との「関係」によって自己を規定しているわけですから、その関係について思考を深めないと、いくら「私の心」を見つめても解決策など生まれてこないからです。心理学に還元したり脳科学に還元したりすることが流行っているのは承知していますが、自己と他者との関係という「構造」を捉える必要があると私は考えています。
知的好奇心を満たしたいだけ満たしたい――そう思っている生徒さんに私は、いかなる努力も惜しんでいないつもりでいます。
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