合格する志望理由書の書き方

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2025/7/1

志望理由書は「過去、現在、未来」というストーリーで書きます。具体的には以下。


高校でこういう勉強をやってきた。その結果、これがわかった。これができるようになった。しかしこれがわからないので、貴学貴学科で勉強したい。卒業後はこういう仕事をとおして、こういう社会貢献をしたい。


これだけです。


わたしたちはふつう、さまざまなことをやって今の年齢になっています。その膨大なやったことの中から1つ、軸を見つけるのです。


それはふつう、他者との対話をとおしてでしか決まりません。自分は自分の過去を「さまざまなことをやってきたふつうの高校生」としか認識していないからです。だれかと対話することによって「軸」を「見つけてもらう」のです。


また、こういう勉強をしてきたので大学でこういう研究テーマで研究したい、と書く際の研究テーマがものすごく重要です。


テーマ=問いには、本物の問いと偽物の問いがあります。偽物の問いを書いたのでは話が膨らみません。その必然の結果、なんの魅力もない志望理由書になります。


対話をとおして「軸」を見つけ、かつ研究テーマをつくる。これが志望理由書の肝になります。

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