【共通テスト正答率9割シリーズ】内容読みを捨てて「根拠で解く」受験対策の決定版
共通テストについて生徒・保護者からよく届く悩みがあります。
「現代文が内容で読めば読むほど外れる…」
「古文・漢文が全然頭に入らない…」
「英語長文が最後まで読み切れない…」
結論から言うと、
これは努力不足でも、読解力不足でもありません。
むしろ逆で──
内容を読んでいるから落ちる。
根拠で選ばないから落ちる。
という構造的な問題です。
そこで今回は、私の授業の最重要メソッドをまとめた
《共通テスト正答率9割シリーズ》 をブログ記事として公開します。
🎯 共通テストで9割を取る生徒に共通する“1つの原則”
すべての科目(現代文・古文・漢文・英語)で共通しているのは
次のたったひとつの鉄則です。
🔥 内容で読んだら落ちる。根拠で選んだら受かる。
共通テストの作問は、
読む場所が決まっている
根拠が出る位置が決まっている
選択肢は必ず“言い換え”でつくられている
という完全なルール制の試験です。
だから内容理解に頼ると外れる一方、
“探すべき場所”と“照合の仕方”さえ知れば、
偏差値40台でも正答率9割に届きます。
📘 【現代文】内容で読むと落ちる理由
✔ 選択肢は「内容の雰囲気」で正しそうに見せる罠
内容理解をすると、
筆者の意見を“補ってしまう” or “推測してしまう”。
✔ 根拠は線部の前後にしかない
読むべき場所はここだけ:
線部の前3〜5行
線部の後3〜5行
段落の冒頭・末尾
これ以外は読む必要すらない。
✔ 9割を取る子は根拠の「行」を指させる
「この選択肢のこの部分が、本文のここ」と説明できる。
👉ちなみに「最後の二択をはずず」人は「行」を指定できないからはずすのです。
🟣 【古文・漢文】“言い換えクイズ”と割り切るだけで点が上がる
古文・漢文は「全文訳」が不要。
本文と選択肢を照合する“当てはめ作業”に変えるだけで点が伸びます。
✔ 主語・敬語・流れだけ取る
正確な訳は不要。
✔ 選択肢は必ず本文の言い換え
抽象⇄具体、肯定⇄否定、位置関係の一致だけで解ける。
🟢 【英語】全文読解は時間のムダ|根拠検索に切り替える
英語長文は、読む量を増やすほど落ちます。
✔ 設問・選択肢→検索ワード抽出
固有名詞
数字
コア動詞
✔ 本文はスキャン(意味を取らない)
視線を滑らせ、該当箇所だけ読む。
👉ざっくりでいいのでスラッシュリーディングができない生徒はつらいと思います。英文は前から訳せと、私が春夏の授業であれほど言ったのはこういうことなのです。
✔ 読む範囲は“前後3行”だけ
根拠は必ずここにある。
👉解答の根拠を問題文に探しきれない人は、スキャンができていないか、資料(ノートとかハンドアウト)の「構成」を読むことなく漫然と読んでいるので、その言葉に依拠して問題文に立ち返るべきかという「情報処理」が甘いのです。
🌱 共通テスト正答率9割シリーズ
上記の完全版は以下のブログにまとめてありますので、必要に応じてお読みください。
🔵 ① 現代文
→ 共通テスト現代文|正答率9割の根拠の探し方
https://www.hitomido.com/cont7/13.html
🟣 ② 古文・漢文
→ 共通テスト古文・漢文|正答率9割の言い換え読解
https://www.hitomido.com/cont7/15.html
🟢 ③ 英語
→ 共通テスト英語|正答率9割の根拠の探し方
https://www.hitomido.com/cont7/16.html
🌸愛情で書いた9割シリーズです
とにかくみんな合格しよ!
うちの塾の生徒さんも、マナリンクさん経由の生徒さんも、私は「私が教えている以上、全員合格させる」気持ちで授業しています。30人全員に、です。
人によっては60分の授業ではあきらかに足りないのですが、経済的な事情などもあり、そう授業時間を増やせないでしょう。なので、こうやって記事化してノウハウを共有・再確認しました。
ちなみに、私は営業をしないので、自分で追加授業が必要と思えば、申し出てください。営業は一切しません。授業増やしたほうがいいよ、とは言いますが。
ともあれ、全員で合格!
私はこれしか思いません。